偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

あやかしラスト

折り返し公演で私的ラストでした。


やーっぱり呪いのように繰り返される結婚だの夫婦だの子供を産むだのが不愉快で辛い。まだそれが本人たちの意思ならいいんだけど周りがそそのかしたり前世がそそのかしたり翻弄されてる感じが気持ち悪いんだよね……。もうこれは原作がそうなんでしょうからどうしようもないけど。冨岡くんにれいぷ未遂させるシーンも大嫌い。犯罪として描くならいいけどそうじゃないから。1000年前のシーンならまだしも現代ではあり得ない。


3回めにして初めて全景の見える席で、ぎゆうが扇子折ってるとか、正面で他の人がお芝居してる時の江田くんとか見られて楽しかった。

カテコの歌で先生がなんか勝手に一人で踊ってたり、蜘蛛の子がエアギターしてたり、そんなのも見れて楽しそうでいいね。


昨日台詞バッチリだった江田くん、今日はちょいちょい怪しかったなー。言いづらいんだろうね。文字だと気にならないんだろうけど、そこ主語言わなくても通じるよね?ってところに主語入っててセリフが長かったり、直せそうなところはある。けど前作通りの台詞にこだわってるんでしょうか。決めゼリフ(呪文?)は変えないほうがいいのはわかるけど。頑張って!


江田くんの見所はいくつもあるけど1番は修行シーンかな。突然ジャズが入るダンス表現の修行シーン。とても素敵。

ステージ奥から飛び込んでくる2つのシーンも捨てがたいし、ソロ歌聴けるのも捨てがたいけどシーン丸っと好きなのは修行だな、やっぱり。


そうそう、全体が見えたおかげでなんでリュウ←合ってる?が式神落としたかもわかった。ミクの舞に見惚れてて落としちゃったのねー。お馬鹿さん!

左右の花道っぽいところとか全体の立ち位置の絵的なきれいさとか、前列では見えないものを最後に見られてよかったです。