偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

江田剛ソロコンサート

One Step見てきた。

短いとはいえオリジナル曲だけでコンサートが出来るのすごいなと思う。今回は作詞もしたそうで、わかった?と聞かれたのだけどわかっちゃったんだよな、これが。

"笑顔の要素"って言葉が独特だなあと思うと同時に江田くんぽいなと思ったのと、なんでかなないろのそらだっけ?いつかのクリエの、曲がもらえないなら作っちゃえばいいじゃん!の光景が浮かんだのと。そして後から思い起こせば歌詞出てたのってあの曲だけでそりゃ意図があるよなと。でもこの曲、もう2つぐらいキー上げた方が枝くんの声質的には合ってる気がした。


足元まで見える席でも堪能できたのだけど、後半の和コーナーはとってもよかった。前回も和の演出だった曲、和でくるだろうなという新曲の他にも組み込んでて、嵐チルドレン!って思ったり。アレンジしてないのに和の演出にハマってた。番傘に扇子と小道具も惜しみなく使って、和風のコスチュームではなくちゃんと和服。あれは中振袖が中振袖の襦袢か。邪魔にならないようにつまんで腰あたりに縫いつけてあるのもいいドレープを使ってて良かった。江田くんが動く度に重さのある着物の生地が後を追うように踊って、そうそうこの質感が欲しかったと思った。

えダンサーさん、相変わらずみんな素敵で、当たり前のことかもしれないけど振り付け覚えて踊ってるわけじゃないんだ、曲の世界の表現をしてるんだと思ったらなんだか泣きそうになってしまった。顔も動きも表情豊かで引き込まれる。ずっと江田くんとやって欲しいと思ってしまう。


ツアータイトルになった曲もオープニングに相応しくて、一緒に踊れる曲もあって、堪能した。


MCでちゃろくんと話してる時にあーこんな感じなんだー、こんな感じで先輩にいじられてと、かつてはちゃろくんのポジションにいた江田くんが感慨深そうに言ってたのがしみじみ良かった。今回男子2人に振付を任せたのもそういう機会を与えて勉強して欲しかったからと、後輩にチャンスを与えて、自分が貰ったものを還元する姿勢も素敵だった。

演出勉強させてもらってこんなふうにコンサートができて、というようなことを話してた時に思ったのは、自分のソロコンのためにあらしさまを利用する(そんなことは一言も言ってない)なんてさすがだわと。でも本当にどこかのタイミングでそんなこと考えて相談したかもしれないねーなんですね勝手に想像してしまった。


こんな状況なのでいつどうなるかわからないけど最後まで公演が出来ることを祈ってる。初めてのツアー完走してほしい。