偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

VVSixtones

初のストンズコンサートに行ってきた。

アリーナ席だけど埋もれまくってしかも裏側だったからほとんどモニター見てたけど、誰が見たいとかもないので楽しかった。でもステージはあと1m…は無理でも50cmあげてほしかったなー。

 

なんだかんだこの星のヒカリを舞台じゃなくコンサートで聞けたのが嬉しかったな。大好きな曲。

アルバム曲もながら聴きしただけだったけど、結構ちゃんと覚えててわかったし、ちょっとしたみんなでやる振りなんかもわかりやすくてついていけたので、お初でも置いてけぼり感ないし、お約束少ないのもとっつきやすくて素晴らしいなと思った。あんまり心配もしてなかったけど、聞きたくないようなこと言わないし、安全なコンサートだったのも良き。

生バンドで生歌で、音響的に聞きづらいとかもあったけどvibesが楽しめて良かった。

彼らはこの先どうするのかなー?今あそこにいるのは諸々解決するまでなのか、わからないけど、時間がかかっても彼らの未来にとって正しい選択ができることを祈ります。

善き人

日本版を見てきた。

最初からかなり興味深くて、最後ラストシーンは真逆じゃん!!とフルフルしてしまった。

長塚さんはNTLを見てるんだろうか?見てなくてもどんな演出をしてたか知ってたんだろうか?

 

まず幕が上がる前に楽器の音合わせの音が聞こえてえ?なんで楽器いるの??とビックリ。幕が開くとNTLでは頭の中の妄想だった楽団が実際にいて生演奏してる。ジョンが意識的に音量をセーブすると演奏も止まる。抑えたくても抑えられなくて小さな音で演奏したり、妄想の登場人物が歌ったり喋ったり、特に1幕はかなりコミカルな雰囲気があった。

展開はわかってるから2幕どう進むんだろう?とますますそそられて。

NTLの時誰かが、ジョンが実際にモーリスに会ったのはここまでであとはもうそうじゃないか、と呟いてたのを見たのだけど私にはそれがわからなかった。のだが、日本版はそこがわかりやすく楽団の一員としてモーリスが出てくるシーンがある。多分そこからはジョンの妄想で、妄想だから結構ひどいことも言ってるし、モーリスもやけに物分かりが良かったり急に脅したり、ジョンの揺れる心を表しているように感じた。

そしてラストシーン、最初から幻の楽団をリアルにステージに出してしまって、リアルな楽団どうするの?と思ったらまさかの思い切り真逆な演出で、リアル楽団は無人だった!!!なんだこれ!すごい!面白い!!

そしてさらに怖かったのは、キャスト全員無人のリアル楽団の方を向いて客席に背を向けてたってるのだけど、ナチ側の役で出ていた役者以外が次々と崩れ落ちてく。ガス室の犠牲者。

 

怖いと言えば、ジョンがぐだぐだとモーリスに言い訳してるシーンの中で、すごく嫌なセリフがあって、ユダヤ人を迫害することに対して良い悪いじゃない、ただある現実を受け入れるんだみたいなのがあるんだけど、これって誹謗中傷に表現の自由を出したり、パレスチナのジェノサイドにハマスを持ち出すのと全く一緒で心底ゾッとした。

個人的にはNTLに軍配が上がるけど見比べるのがここまで面白いものもなかなかいい体験だった。

R&J

見てきた。まさかの5年ぶりとは。そんなに月日は経ってたのか…。

 

前は見れなかったパリスのロミオと、思いがけずNAに参加してたユアンの来日。どっちも楽しみだったのでついつい男子チームを見てしまう。今日はかなりの前方だったので、全体が全然見れなかったけど、やっぱり映像よりいいなぁと思った。ってかよく考えたらバーミンガムでも最前列だったから景色はほとんど変わってないんだな。思い出の見え方ってことだ。

 

大好きなシーンは、二人のあいびき後の女子部屋男子部屋のシーンからの仲間たちによる結婚式ごっこ。多幸感溢れて泣けてしまう。原作にはなく若者たちが男子も女子も協力し合って2人を祝福するのが堪らんのよね。ロミジュリの2人にそれぞれ話を聞こうと寄ってきて構うのも可愛くて。

 

からの悲劇が切ない。

 

アンディロミオも良かったけどやはりパリスロミオはかわいい。パリスは意外にも王子感がそんなに強くないんだけど、ロミオのキャラは合ってる。

モニークジュリエットもキレイだった。コーデリアが見れなかったのは残念だけど、恋する少女はかわいらしいし、刺してしまった時の絶望感は切なかった。

ユアンベンボーリオ。ユアンすっかり大人になっちゃって…と写真だけ見てたら時は思ってたけど、小柄なところはexビリーって感じだし、チャキチャキよく動いてて愛嬌は変わらないなー。セクシーなダンスもパーティの楽しそうな笑顔も良かった。

ダニーさんのティボルトが見慣れてたからあれ?違う人ってなっちゃった。そういや入る時に客席にいたわーと。ほんとこの役、憎らしいのでカテコで拍手もらって笑顔だとホッとする。

 

ところでキスシーン、初めて見た時あまりに衝撃的だったけど、あんなに短かったっけ?息苦しいほど長かった記憶があるのだけど、記憶が塗り替えられてるのかなー。

3rd tour Tokyo

見てきた。満喫した!

東京は花道が出来てて後ろ姿眺める時間もちょいちょいあったけど、それでも足元までしっかり見えてありがたかった。

 

やはりMC後の酒場のシーンからの暁まだが最高すぎる。名古屋で見た時はTrust MeのIKAさんは魔女に見えたけど今日は死神かなぁって思った。海の底から死の世界へ引きずり込むような、そんな感じ。青から赤へ、死から生へ。怒りと生きるエネルギーみたいなのを勝手に想像した。

全部終わったし解説してほしいなあ。

 

WアンコールでOne Way歌わないからもう一回呼ばれてまだ歌ってないのあるよ!って、ファンが曲振り、声揃えてワンウェイ!!

これしかないじゃん。1番じゃないけど好きな曲だよ。

 

色々あるけど自分のライブに来たらただ楽しいって感じてもらいたいという江田くん。今それが意外にも難しい状況なんです。いろんな思いの人がいるからあえてそれ以上言わないでいてくれる。だから安心して楽しめるんだよねー。

 

歌いながらキチンと一人一人と目を合わせてくれる江田くんを見てるのが好き。きゅるんきゅるんの目で誰かを自分を見つめてるのがたまらん癒される。

 

終わりは寂しいけどまた始まるということなのでね。というか、イベントもライブもまたすぐあるからそれも楽しみながら次のツアーを待つ!

come from away

見てきた!

いやー双眼鏡忘れてて、コンタクトレンズしてるのに全然顔がわからなかった。暗いとビックリするほど視力が落ちるね。最後まであれが浦井くんなのか疑わしいままだった。そもそも声の印象が違ってて、かと言って聞き慣れてるわけでもないからあんな声なのかもしれないけど。

加藤くんもイマイチ確信が持てず、この2人は消去法だったわー。濱めぐさんみたいにわっかりやすい声は助かるね!

 

ここまでほぼ当たってばかりのミュージカルって、苦手なのしか見たことなかったけど(シェ・・・とかタイタ・・・とか)、全く違和感なく見れた。なんつーかどのシーンも歌うことが自然に感じる。あの島の人たちの人柄みたいなものもあるのかも。集まったら飲んで魚にキスして歌って踊るみたいな。

 

何が起きてるか知らない人たちの不安な数日間なのだけど、知らない怖さ、不安っていうのも計り知れないなと感じた。知った後の方がずっと恐ろしい出来事だったけど。

 

どういう状況なのかわかってるだけに、笑わせるようなシーンが上手くいってるのはちょこっとだけだったなという印象。陽気で楽しいシーンはあるけど、ふいのジョークにはちょっとついていけない観客。日本では、なのかもしれない。

 

アメリカ人初の機長をずっと性別不詳(もしくはあえて男性役を女性がやってる)と見てしまってたので、ちゃんとハッキリ自分を伝える曲は良かったなー。私の勘違いは舞台の見過ぎの弊害だな。

 

なんだかうるっと来るシーンがあったけど、やっぱり助からなかったご子息のエピソードは特別辛かった。マンハッタンにいて、あの日非番だったとしても、何も身に起きなかった消防士なんているのかな。

 

あれ以来迫害にあってるアラブ系の人たちのことや、言葉が通じなくても聖書で通じあうのとか、ユダヤ人を求めるユダヤ人とか。色々今の状況も思い起こさせて切ない。

 

帰ってまずあの空港について調べてしまった。重要な給油地点、全然知らなかったけど7000人と17匹を受け入れるほどの空港があったんだなあ

 

 

かんたくんの卒業公演を見に行った。

トールボーイ以降何回か舞台に立ってたのは知ってたけど神奈川遠いなと躊躇してしまい、ずっと姿を見ることがなかった。

今回たまたま予定が空いてたし、卒業公演という区切りなら一度見ておく良いタイミングだなぁと先を予約した。

 

1人芝居なので、分かりやすいようなストーリーではなく抽象的な感じなんだろうなとは思ってた。

深刻な展開に感じるのだけどくすりと笑ってしまうシーンも少しあって、飽きずに楽しめた。

時間に縛られることをメインにAIが人に取って代わられる何か不安めいたもの、友達のありがたさみたいなものを表現していたと思う。

 

最後の挨拶で、高校3年間が人生の全てのように感じていたこと、(ほぼコロナ禍の3年だったためか)いつも焦っていたという話に、この針という作品はかんたくんの3年間が詰まってるんだなと思った。

人生の全てと感じられるほどに充実した毎日を卒業し、恐れていた大人になる君の活躍を待ってます。

イベント

ホワイトデーイベントってことで、枝くんのお菓子作りを見守るイベントだった。なんだこれ!

スタート前からテーブルに用意されたものを見てほとんど全員がティラミスだとわかるの、ネタバレを超えてて面白いし、なんでわかるの?も何言ってんのだし、ティラミスってチーズ入ってるの?に至ってはもう、ダメすぎるけどそんなこと知らんでもいいよ。

 

振付当てのコーナーは見たことあるのにわかんなーいや、曲めちゃわかるのに全く振付記憶にないのもあって、何を見てたんだろうね?散々あれもこれも通ったのに、と思ってしまった。ちゃろくんも現役で踊れるよなぁ。なんかこういうイベントならではのコーナーでありがたい。

 

そんな中、本来ならおめでたいニュースが。でもつまりこの先あの事務所でやっていくということだよね。あの事務所はこの先も変わらずやっていくということだよね。

多分きっと最後はキンキと嵐のFCをどうしようになると思うのだけど、どうしよう?もうこんなことなら嵐にはあの時解散してほしかったよ。