偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

ある会議内部告発編

見てきた!

日本では初めてのイマーシブシアター。

ちょこっと調べてみたら、作・演出の方はSleep No More見てるんだって!ガチのオフィスを借りて、フロアを跨ぐお芝居って、なんだか思い出すなーと思ってたけど見てたとは。そりゃここまでこだわりたいよね!

とはいえあちらは完全にサブキャラも見せ場が多いからついつい追いかけてしまい、本筋が追えないことがあるけど、こちらはサブキャラの会話は割と音量控えめで、メインのお芝居はわかりやすいのでほぼストーリーは追える仕組みになってる。最後のフロアへの移動はちょっと遅れたのでお芝居始まってたけどまああれくらいは。

中河内くんを追うつもりがメインぽいお芝居が続いてて追えなかった。ダンスだけは見なくちゃと思ったけど会議室の中でのシーンはポジション取りがイマイチで見えないところもちょいちょいあり。

ただ上司と部下のやり取りを柱に隠れて聞いてる社員がちょうど私の目の前だったりして、こういうの、色々あったんだろうなと思った。

しかしまず性犯罪をセクハラと表現するのがどうかと思うわ、もこからはぁ??ってなるよね。

で、どちらが正しいかわからないけど女性陣が誰1人味方しないのもなんかなわと思ったわ。多分リアルだったら半分は味方になったんじゃないかなとか思ったり。女性の方が社会的に冷遇されてるのは身をもって知ってるはずなのにまず信じないってのが私には理解不可能なんだよね、まず信じるスタンスで話を聞きたい。と思う。

 

シャドウの子は、最初執拗に手を洗う仕草で目を引くのだけど、あの子の影とは気づかず。よくよくみたら同じ衣装を着ていた。

中河内くんはベティに続き、ヤバい役を。若く見えるけどベテランおじさんだもんなーなんか、どうしてもアルターの初演での1番の下っ端なイメージがあるから変な感じ。

でもダンスはコンテ見られて嬉しかった!女性をリフトなんて見たことあったっけ?ダンスシンフォニーとかクラブセブンであった??記憶にない。あ、ロコはあったかも。

とにかく素敵だったよぅ!ジャズとかこういうの、もっと見たいよ。ダンス公演やってよ。

 

木村の急変は、ストレスを抱えすぎて自暴自棄なのか、抱えきれなくなって助けを求めただけなのに古賀に勘違いされた、なのか。シャドウと3人のダンスの表現が印象的だな。もしかしたらもう流されて古賀を完全に味方につけたいみたいな魂胆があったのか。だとしたら何か裏切りがあって告発に至ったという説明があるよね。

 

1ヶ月楽しみに待ちます。

コガの出世にもみ消された感のある、セクハラ、1ヶ月後の本編でどうなるのか、楽しみ。

DEH

3回目ラストは1番近くてセンターのお席で、しかも前の方小柄で視界良好で見れた!しかしながら私の目は肉眼ではこの舞台は暗すぎて表情が見えない!!オペラグラス必要だったー。悲しみ。

お初のキャストは須賀健太くん。上口くんがハマりすぎててどうかなーと思ったけど、実は他に友達いなかったり、エバンに置いてけぼりにされた寂しさが伝わってとっても良かった。上口くん、友達いなくてもそれを指摘されても別にいいし!みたいな逞しさ出ちゃうじゃん?褒めてるよ?

そして木下晴香ちゃん!

茉優ちゃんも歌含めいいと思ったのよ?特にレクイエムはさ、あんな歌える人なんだってびっくりした。したんだけどさ、やっぱり本業強いよね。私は過去の経験から、歌の良し悪しだけでその役の魅力も性格にもこちらに与える印象も左右すると思ってて、例えばエリザベートが自由奔放な魅力のある女性に見えるか、子供を蔑ろにするダメ親に見えるか、そういうところに歌唱は影響を与えると思ってるの。誰のこと言ってるかこれでわかってしまうな。

今回、レクイエムの歌詞や曲そのものがほんのり違和感というかしっくりこない感じがあったのだけど、今日見たら何も問題なかった!パーフェクトデイだった。これが歌の力!!ってなった。

エバン、カッキーとの2人の曲もめちゃくちゃ良かったなぁ。

 

なんかさ、恋する男子かわいすぎると思いながら見てたのだけど、やっぱりこれって役者の魅力なんだよね、きっと。私の隣の男子(誰?)に恋バナ聞かされたとしてもそんなかわいいとか思わないと思うもん。コナーの言葉として好きなんだって歌うのとか、そのままの自分を好きになってもらうのが夢だったとか、きゅんきゅんしすぎてしぬ。くはっ!!

もちろんそれだけじゃなく、マーフィー家に夢を見ちゃったと告白するエバンにもくはっ!!だし、ようやくこの孤独と悲しみを本当に理解した母を前にしたエバンにもくはっ!!

しかしカッキーはあんな感情昂らせてもコントロールしてるのすごいな。Wの人どうなの?って今更めちゃ気になる。泣いて鼻水垂らそうがクリアな美声聴かせるのよ?しかも母子のシーンでボロッボロになった後爽やか大学生として現れるの、すごい切り替えだなってなる。役者ってすごーい!

敬子さんは大きい家と小さい私みたいな曲の方がしっくりくるな。だからこそドスの効いた安蘭さん声で見たかった。なんで私そこ無視したの!?3回も見たのに!(1回見るだけのつもりだった)

 

今日はぴあ貸切で、なんかカテコの挨拶でとんでもなく可愛らしいカッキー出てた。ちょっと踊りながら客席煽っててどうかしてる笑

 

 

DEH

キャストはほぼ一緒、マーフィー家のゾーイ以外が丸っとチェンジだった。こっちのマーフィー家の声質が合うのか、前回よりレクイエムのハーモニーが美しかったな。バランスが良いし。

 

もっとSNS社会の闇みたいなものをテーマにした舞台なのかと思ってたけど、どの時代にティーンだった人にもどこかしら思い当たるところがあるんじゃないかなという普遍的なところが刺さるんだろうなと思った。ネットタトゥーとか拡散のスピードとかバズるとか特有の現象はあるけども。

 

アラナもジャレックも、なんだかんだクラスではマイナーな立ち位置なんだろうなってとこが、明るく見えたりエヴァンをバカにしてても滲み出てて切ない。そういうのに傷ついてたはずのエヴァンがえぐっちゃうのも痛々しいよね。

ゾーイは学校ではきっと主要グループの子なんだろうけど闇を抱えてるし。いろんな程度でそれぞれ悩みがある感じがリアル。

高校以降私は自分から外側に身を置いてきたけども、自ら望んでそうしてても窓の内側で手を振ってる感じはわかるなーって。

 

親子の関係とか裕福でないとか主役の悩みとか、なんとなく私はジェイミーにも近いなと思う。ジェイミーはエヴァンよりはずっとたくましいけど、エヴァンみたいに自分は醜いってどん底まで落ち込んだら、母親に当たったり、父親には大事にされなかったり。だから安蘭さんでも見たかったなーって。

 

EDHリベンジ鑑賞

やっとちゃんと見れた!どのくらい演出が違うかわからないけど、頑張ってチケット取ったのに寝ちゃったBW版から8年。映画は見たけどそれじゃ何も思い出せなくて。

 

ここ寝てたな、ってシーンがはっきりわかった。気がする。コナーとエバンが楽しく嘘の思い出で歌い踊ってるシーンは確実に見てない。

でもセットを見た時記憶にないと思ってたけど動き出したらああこんな感じでセットの後ろを使ってたなぁとうっすら記憶が。

 

で、内容について。映画で見た時より、コナーやエバンが特別な人(変わった奴)ではなくて、誰の身にも起こりうる普遍的な誰かの物語なんだなという感じを強く感じた。あと高校生といえどエバンはただの寂しい子供なんだなというのも、今日までキャッチ出来てなかった。

アラナはSNS時代の子という感じで、怖いなと思った。ジャレッドもひどいけどよく知らない人を少し知ってるからほとんど知ってるみたいに自分とバズりで乗せられて、彼女だって嘘にまみれてる。立場が辛くなったら興味を失ってるし、バズるためなら暴走もする。ああいう子はSNSがない時も人の噂に敏感で情報キャッチしてたんだろうかとか考えてしまった。

 

カッキーはあんなに感情豊かに表現しながらちゃんと歌えてるのすごいな。歌も難しいし色々起伏が激しくて消耗しそう。あと周りもみんな歌える人ばかりなのでWのもう1人はなかなかのプレッシャーじゃないかなぁ。松岡茉優ちゃんあんな歌えるって知らなかったし。

 

 

プライマフェイシィ

見てきた!

スズナリ初めてだったけどあの舞台を見るのにはいい狭さで、めちゃくちゃ緊張感があったし、シーンで空気が変わるのがダイレクトに伝わってきてとても良かった。

 

内容はヘビーだから楽しいという作品ではないけど、ラストの演説が今の社会に生きてるとより刺さる。男たちが歴史を重ねてきた法律、立法の弱点は、今話題になっている、男たちが歴史を重ねてきた医療の世界そのものだし、まだ全然日本では改善されてない。女は痛みに強いでしょなのか女には我慢させろなのかわからん婦人科の治療や検査のやり方と、あいまいな記憶を許さない被害の証言は地続き。

 

しかしあの公演をひとりでやってくのって、なかなかの精神的負担だと思う。涙を溜めたり、言葉につかえたりが、リアルすぎてきつい。壮絶な舞台だよね。透子ちゃんすごい?

堂本

本人達念願のコンサートに行ってきた。

なんかすごく良い席で、ドームでこんなダイレクトに音が聴けたのは初めてかもしれないってぐらい、時差なくて、当然マイクを通しての声なんだけど臨場感があった。彼らのことだから、音響にも工夫があったのかもしれないけど。

改めてこれまでの曲を振り返って、懐かしい曲を掘り起こしてくれたんだろうなーという選曲で、知らない頃の歌もあったけど楽しかった。いつかのGWをどこにも行かずつよさんの懐かしドラマを見まくってた頃を思い出す曲とかね。friends?頑張って後追いしてた頃の自分も思い出して感慨深かった。

薄荷キャンディーもよかったし、あいかた2番も嬉しい。ちょこっとだけHarmony of Decemberも聴けた。スワンソング強すぎてなかなか選ばれないシングルだから。堂本になってからの曲も良いのあったな、配信探そ。キンキの頃のも最後の方、買ってない曲良かったから探してみようとか。

東京フィルハーモニーとのコラボ曲も良かった。ピアノのシンプルなアレンジ曲も。

夏歌並べたりのコーナーもあったけど、四季のコーナー良かった。夏から始まって秋→冬で、冬だけ曲数多くてメドレーにしてて、最後堂本になって出した春曲。で合ってる?

 

おしゃべりは少しだけコンパクトだったけど楽しかったし、これからもこの曲達を歌えるのありがたいなと思った。

ファンミの時に色々やってると言ってて、それを本当にやってのけて、あの事務所と別れても曲は連れていけたのね。相当の話し合いがあったんだろうと思う。諦めないでくれて嬉しい。あんなにも秘蔵っ子だったのにキチンとキレイにお別れしたこともさすがだなと思った。

 

安心してついて行ける。

泡沫に光

見てきた。

 

警戒してたほど苦手な舞台じゃなくて良かったけど、やっぱり事件の重さに対して扱いが軽すぎるのは、違うんだよな。どうしてもネタにされてると感じてしまう。殺人と、共犯と、虐待と、性的虐待と、トラウマと。全部物語を展開させるための材料になっちゃってて。

ゆずるとちかこの歪みが表現されてたのは良かったけど、説明されないままの現代でなんだか違和感があった。何もかも盛り込むのは無理だけど触れたなら処理して欲しいなって。すずこがさとるの名前を聞いた時の反応のような、何か一瞬でもいい。

ゆいの傷を軽く扱うさとるにはまあしょうがないよねわからないよねとなるけど、シャワーすら覚悟しないと浴びられないほどのゆいにはスキンシップではない方法で、さとるとのきずなを表現してほしかったなとか。

 

事件の内容としてはNAのロミジュリやブラッドメアリーポピンズと一緒なんだよね。虐待を受けてた仲間達とみんなで追い詰めて復讐する。誰か1人が手をかけたのも同じだけど、全員が同じように妻の意識を背負って歪んで生きるのが苦しくなってる。この舞台もそうだったはずなのに結末として1人に押し付けて終わるのもスッキリしない。だったら六道追分みたいに引き受けるシーンが欲しいよ。一体どんな顔して他の4人は押し付けたのさ?

 

とにかく苦手な舞台は全部、題材にしてるものを軽く扱ってて嫌なんだよね。特殊詐欺も大事な人をなくすことも。ドラマチックにするための材料にしないでちゃんと調べて掘り下げて扱って欲しいの。