偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

18:00 燕のいる駅

見てきました。

まさに熱演!という舞台でした。

あいばさんは表情がいいですね♪

セリフで伝える役者もいるけどあいばさんは表情で伝える人かなあと、見る前から期待はしてたんですけど。

瞬きも忘れるほど見てしまいましたね[emoji:i-230]

で、正直言ってあまりにあいばさんの演技に集中しすぎて物語が「心」に入ってこなかった。

あいばさんを見過ぎてあいばさんの演技に入り込めなかった・・・って意味分かんないですよね?私もよくわかりません。

あいばさんの表現に圧倒されたりコミカルなシーンは笑っちゃったりしたんですけど全く涙は出ませんでした。

けっして出演者の演技力とか演出方法とか、脚本の善し悪しが原因ではなくて、あくまでも私の姿勢に因るものなんですが。

1回しか見れないからそういう見方をしてしまったけど、1回しか見れないのに勿体なかったな〜と少し、凹。

以下、まだ見てない方は立ち入りにご注意を!

最初にこの舞台のことを知ったときは、あいばさんの舞台ということにも期待してましたが、ストーリーに凄く期待してたんですよね。

なんとなく作品のテイストもわかってたのであいばさんはそこにいるだけでかなり作品の世界観を表現できる役者じゃないかな〜と思ってました。だからあんまり心配はしてなかったんですけどね☆

日常の場面があって、ある事件が起きるんだけどそれもまだ日常。

それと平行して「ヘンだな」ってことも起こってる。

そしてある事件が高島にとって日常じゃなくなる。また、一見平和にに見えた人々のやり取りに不穏な影が見え隠れしてる・・・

なんかヘンだな、という思いを持ちつつも、それ以上見ようとしない乗客たちは何も気づいてない高島に言われるままに最終の内回りに乗って去っていく・・・

最後の場面、私は高島はまた1つ気づかないまま終わりなんだと思ってたのです。

観客に、この直後の高島の悲しみを予感させて終わるんだと思ったんですよ。暗転した時。

でもその後のシーンがあったおかげで、救いようのないストーリーにホンの少しの希望を与えられたんじゃないかな、と思います。

多分それは脚本家の狙いなんでしょうね。

残念ながら私は舞台を見た直後には気づかなくて「なんて希望のないストーリーなんだろう」と思ったんですけど、パンフレットを読んでいて気づきました。

それと、友達と「ベンチの釘に気づく人と平気な人がいたよね」って話をしてて。

その意味が分からなかったんですがパンフレットに書かれてましたね。

まあ、とにかく役者あいばまさきは期待以上でした。

今後も舞台の仕事が来ちゃいますね、きっと。

特に、明るい切な系のストーリーにはピッタリくると思う。

なんて考えてたら是非とも「天使は瞳を閉じて」をやって欲しくなった!!

ミュージカルバージョンじゃなくてストレートプレイでね。

キャストが多いからアラシ、みんな出ちゃいなよ[emoji:i-199][emoji:i-199]

あ〜!考えただけでクラクラする!

よし!この日の為にアラシ貯金するぞ!(←先走り)