石井竜也氏の顔魂展を見に行きました。
彼の個展は実に14年ぶり!
広尾でやっていた未来遺蹟展以来です。
テレビで顔魂を見たことはありましたが実際見ると
「あ~~めちゃめちゃ石井さんだ!」
という印象で。
入り口すぐにいきなり遺跡発掘現場のようなシチュエーションの中に顔魂。
1点ずつの展示も砂を敷いた上に置かれているものが多くて。
「顔」は石井さんっぽいし、
「遺跡」も石井さんっぽい。
かつてジェームス小野田さんの顔アート?をKAOSという作品集にして出していたし、ほとんどの顔魂にある後頭部の上部にツノのような突起はそのままJ.Oの衣装。
これで螺旋があれば石井的三大要素が揃うわけです。
作品を眺めながら、そして作業中の手を映した写真を見ながら
「やっぱり好きだわー」
と思いました。
石井さんの生み出すかたちを、すべて好きというわけではないけど
多分7割ぐらいは好きなんだと思います。
作業をする手は官能的だ。
作品を見つめる目は官能的だ。