偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

2月大歌舞伎

この前の大江戸りびんぐでっどを見たとき、たくさんの歌舞伎ファンのサイトを見ました。

それを読みながら自分が別に歌舞伎ファンではないんだと再認識しました。

ただ、面白そうな舞台が見たいだけ。

歌舞伎らしさもよくわからないし、好きじゃないストーリーは役者がよくても好きじゃないし。

誰の踊りはよくて誰のは未熟なんて知らないし。

ということで、今回はカゴツルベの元ネタを見たくって行ってきました♪

残り77日だそうで・・・あともう少しですね。

今回1等席でしたが、せっかくなので立て替え前に幕見席からも見てみたい。

で、この1等席がま~見ずらくって。

今度チケット取る時は、どんなに後ろでもセンターよりの席にしよう!と誓いました。

あまりに見えないストレスで入り込めなかったわーーー[emoji:i-195]

壺坂霊験記

こういう話、好きじゃないからな~。

でも福助さんは好き。

声聴いてると癒される。

高杯

やっぱり華やかで、楽しく笑える歌舞伎が好きです!

衣装も見てて楽しいし、とぼけた太郎冠者@亀蔵さんも面白かった[emoji:i-237]

軽快な高足売りの橋之助さんも楽しいっ

で、次郎冠者の勘三郎さん[emoji:i-179]

ゲタップが始まるって時に「待ってました!」のかけ声が[emoji:i-278]

この前の操り三番叟みたいな、こういうのは楽しいね。

基本、踊られると眠くなっちゃうので[emoji:i-229]

籠釣瓶花街酔醒

ほお。

そういう話だったのか~って分かってよかった。

カゴツルベの方は設定をちょっとずつ変えて、非常にわかりやすくなってる印象。

立花屋の人たちは本家の方では悪人でもないし。

栄之丞も切られたりしてないし。

仕事を放ったらかしで商売をダメにしてもないし。

本家の次郎左衛門のが大人です(笑)

でも「あんさんのものだよ」(カゴツルベの八つ橋の台詞)のとこが切なくって好きだったので、悪意の人たちに陥れられたバージョンのカゴツルベ、けっこう好きです。

救われない話好きですし[emoji:i-229]

最初の見そめ、歌舞伎を見るならああいう華やかなものが見たい私はめちゃめちゃ盛り上がった!!

もちろん玉三郎さんは美しいけど七くん、ホントキレイなお嬢さんって感じ[emoji:i-189][emoji:i-189]

(遊女はお嬢さんじゃないけどさ)

セットもなんかぱぁっと華やかでいいねぇ~~!

もう圧倒されちゃってハダシの切なさとか、どっか行っちゃったわーーー。

八つ橋の微笑みは席が遠くてあまりわからず[emoji:i-241]

双眼鏡持っててもあんまりちゃんと見れなかっただろうな・・・もうこの席には座らないっ!!

どなたかが書いていたけれど、以前上演した時は勘三郎さんの「田舎者の朴訥とした可愛らしさ」があったらしんですが、私もカゴツルベが先なのでそういうイメージで次郎左衛門を見てて。

ちょっとイメージが違ったなぁ。

まぁ、容姿のことでずっとイヤな思いをしてきたという前提があるなら、歪んでしまってもしょうがないですけどね。

しょうたくんの次郎左衛門みたいにまっすぐなハートではいられませんなぁ。

たまたま続いて歌舞伎を見る機会がありましたが・・・次は滝沢歌舞伎かな(笑)