テレビで見た(最後まで見てないけど)「ウチの親父が最強」で持ったイメージが梅棒そのものだった。
普通の服でわかりやすいストーリー仕立てでジャズを踊るひとたち。
ストーリーは何の変哲もなくて飽きてしまい、最後まで見れなかった。
もうわかった、こういうのつくる人たちっていうことはわかったから結末はいいやって。
そして1番ハマれないわーーと思ったのは衣装です。
役の服装でジャズを踊る。
シャツとスカートとエプロン。学生服。全然カッコよく見えない。
わたし、踊る時の衣装は1番キレイに見えるように、かっこよく見えるように気を遣って欲しいの。
ストーリーを見せる方が優先されるなら私はそういうダンス公演に興味を持てない。
袖の長さや、襟ぐりの空き具合にまでダメ出ししたくなる人だから。
私が途中で見るのをやめた理由の1番大きいのはそれだったの。
衣装がイケてなくて全然かっこよくみえない・・・。
それもあって、もちろんMASASHIさんがいないってこともあってチケット必死で取る気になれなかったの。
そしてその印象はそのまま今日の印象だった。
もしこの公演が前半で終わってたら3回もチケット取ったこと、ちょっと後悔したなぁ。
ゴメンだけど。
梅棒の梅棒らしいところをみんな褒めてた。
確かにね、アイデアはとても新しいと思う。他にこんなのないって思う。
ただそれに私はハマれない。
台詞が一切ない中で、ストーリーを展開しなくてはいけないから、それもバレエみたいな感じじゃなくてもっと込み入った出来事が起こらなくちゃ行けないから、どうしても説明的になるし、わかりやすいストーリーになる。
私ね、わかりやすいなんて全然魅力と思ってない。
わかりにくいから難しくて高尚なストーリーだとも思わないけど。
ただこれの意味はどういうことだろうとか何の比喩だろうとか考えるのが好きなので、その余地がない芝居はつまらないって思ってしまう。
オープニングからまさかの野球のユニフォームで。
あーやっぱりあのテレビのイメージがそのものなんだって、すっと引いちゃった。
それから一緒に踊ってる時にいつもなら頭の上まで上げてる足を水平辺りまでしか上げてなくて。
ああ合わせてるのかなって思ったらなんだかテンション下がっちゃった。
本気のBUGsを見れない舞台なんて・・・。
サッカーの5曲使った大作も、ひとつもハマれなかった。
だいたいSHIOちゃんとTETSUさんがひどすぎる役なんだもん・・・。
一刻も早く終わってくれと思ったら5曲も使った大作だなんてね。IYO-Pさん全然出てこないし。
どっちのユニフォームも全然ダンスを美しく見える効果がないものだし。
それでも好きな部分を探して、BUGsメンを必死で見てた。
楽しんでますか?にも素直に拍手ができない。
完全に好みの問題ってわかってても好きになれないものはなれない。
後半が始まって、ロッキン、タップ、バラード、ラテン。
やっと本領発揮ってなってからはすっごい楽しかった!!!
BUGsに混じって踊る梅棒さんたちもこっちのほうがずっとかっこいいよ。なんて。
いい感じのイケメンって言われてた子が一番良かったな〜。
あの子はちゃんと身体ができていて、体力もありそうだししなやかで力強い。
BUGsの中で踊ってても見劣りしない。
挨拶で振付間違えて…って言ってた子は振付間違える以前に体力/筋力がなくて遅れ気味だった。
間違えたというよりついていけてない感じ。
最後、いつものラブファントムをやって。
その時になって初めてTAKAさんがもういないことが辛かった。
あの曲はさ、メンバーのアイコンタイムだから。
アイコンタクトして楽しそうだったTAKAさんを思い出しちゃった。
今回はBUGsにダメ出しはないなぁ。
かといって梅棒にも、つるちゃん意外ダメ出しもないし。
ただ好みじゃない人達とのコラボだったっていう。
初見はこんな感じ。
次はもう前楽だけど見どころは押さえたので、そこをがっつり楽しむだけ!