見てきました。
雪のせいもあってか映画館、すいてました。
おまけに90%以上は手越くんファンです!って感じの客層。
(自分も入ってるけど)
私は原作を読んでから見たのですが、最初読んだときは
「こんなの本当にやれるの??」
という印象でした。
彼の演技を見たことがなかったし、いつもニコニコかわいくってクリーンで明るいイメージだったので。
でも演技者。での演技を見て、かなり期待度アップしましたね。
以下内容に触れます。
原作を読んでないコと一緒に見に行ったのですが彼女曰く
「展開がよくわからない。結局何がしたかったの??」
だそうで。
省略されてたのは確か。
あの上下巻、しかも色んなことがギュウギュウに詰まってる本を2時間にしちゃうんだから当然すべては描ききれないですよね。
でも、エリの叔父さんを刺すシーンは原作どおりの状況を描いて欲しかったな。
エリとシュウジのセリフもそのままにして欲しかった。
物語にある壮絶な”負”のエネルギーの中であの辺りからのシーンは希望があると思うから。
諦めてるエリを説得しようとするシュウジのひたむきさが後の感動を呼ぶと思うので。
結果的に叔父さんを刺してしまうけど「殺したくない」とシュウジは言っている。あとで警察がシュウジを捕まえに来るとき
「叔父さん助かったんだね」っていうセリフに繋がるんだけどな。
そんなの、もちろん一緒にいった友達には伝わらなかったわけで。
でも役者さんは良かったです。
中谷美紀さんがすごく良かった!
ああいう役を見たことがなかったので新鮮でしたし。
豊川さんも大杉漣さんも貫録の演技でした。
主役の二人は表情の演技がよかったです。
手越くんの目の演技には惹き付けられるものがあった。
韓さんも凛とした存在感がありました。
ただ最初ずーっとシュウジの語りがあるんですがそこがちょっと・・・。
頑張れ、って感じでしたね。
でもサマリィやコンサート、ラジオでの語りはすごくイイ!と思っているのできっと成長したってことなんでしょう。
これから期待できる役者さんになるのではないでしょうか?