硫黄島、見てきました。
(ちゃっかりレディースディ☆)
噂では貴方が主役と聞いてましたが、本当にそのとおりでした。
各地で得意げな発言をかましてますが、しょうがない。
だって、やっぱりすごいよ、貴方。
というわけですが、ニノミヤさんの名演技はともかくやはり戦争映画。
色々考えさせられました。
実は考えてみたら戦争映画を映画館で見たことがなかったのです、私。
中盤からの戦闘シーンがとにかく恐くて…。
恐さに泣いたのは子供の時以来かもしれません。
テレビで見たり話に聞いたり戦争のことを全く知らないわけではなかったけれど、この映画を見て初めて戦場の恐さを知識としてでなく感じました。
そして最後。
西郷が生きていたことに心底ホッとしました。
たとえ演技の上であっても戦死して欲しくない、と思ったから。
栗林中将がアメリカでパーティーをしている時、アメリカ人の女性に
「日本とアメリカが戦争になったらどうしますか?」
と聞かれるシーンがありました。
栗林は祖国=自分の信念に沿う、と軍人らしい答えを返します。
でも硫黄島で、銃口を向けた先にその時パーティーで話していた友達がいたら?
こんなことを考えるのは私が戦場にいないからなのでしょうか。