今日、見ていて気付いたこと。
注意!
完全にネタバレです。
ついでにクンプーDVDのネタバレも。
エピソード1というのはわかってたけど根本的にわかってなかった。
今日、虱のシーンを見てわかった。
剣を口で受けて「俺は口はたつんだよ」というシーン。
あれを見てあれが風助なんだ、と理解した。
凪は単に風になったのではなくて、虱の遺志を継いで風になったのかーと。
それに気付いた瞬間、心底風助が見れなかったことが悔やまれた。
そしてあのシーンを見て、風助はきださんの役だったんだと理解した。
それをまずは戦国プーで智にバトンを渡し、そしてこの舞台の物語の中で再度渡したんだね。
その二重の意味にちょっぴり感動した。
きださんのプーでもいいからあの舞台が見たいと思った。
そして、さっき見たDVD。
私は間違ってなかった。
風助だ!と思ったあのシーン、本当に戦国プーのワンシーンだったんだ。。。
今回、色々考えさせられました。
1つはなんでプーシリーズが好きになれないのかってこと。
凪が不動を倒さないと死んだ仲間が報われない、と叫ぶシーン。
そこに理由がありました。
たとえどの時代の設定だろうが、何かに報いるために人を殺すという行為がどーーーーーしても理解できないし「有り」と思えないから。
もうこれは私の非常に個人的な嗜好の問題で「フィクションだから」という理由で受け入れることができません。
「人を殺していい正当な理由なんてない」というほとんど唯一の私の潔癖な部分が、頑なに拒否をしてしまうようです。
なので凪や陽炎の台詞にいちいちモヤモヤっとしてしまう。
あとは意外ときださんのストーリーが好きだったということ。
もしかしたらこの作品に限るのかもしれないけど。
この2時間半の中で描ききれていない部分に非常に惹かれた。
1つは不動という人物像。
父と母との関係、凪への感情。
スピンオフでこっちメインの話があったら…と思わずにいられない。
特に凪と不動の関係はもっと描いてほしかったなー。
でもそうしたら風助に繋がるところまでいかないだろうけど。
もう1つは虱亡き後の凪。
風助と凪の間にあるまだまだ残されている「隙間」を見たい。
そういえば1つ気になったことが。
この前見た時に印象的だった台詞が今日は変わっていた。
不動を倒す山を越えて何があるのか、この山も上ってみれば岩肌があるだけ、という虱の言葉に「その上には空がある」という凪の台詞。
最初に見た時は思いついたようにつぶやいて、それを虱が「面白いことを言うなぁ」と返したのだけど、今日見たのはそのとき気付いた感じではなく「山の上には(当然)空があるだろう」という台詞と台詞回しだった。虱の返しも違った。
けっこう重要なシーンだと思うんだけど、根本的に凪の心理状態が違っていてどう捉えていいのかわからなくなった。
きださん。
よかったら教えてください(苦笑)