正直芝居をするとは思わなかったなー。
10人でよくやりきったよね。
ま、でも基本はお祭り感満載で、グダグダ&台詞トチリありなフリーな感じ。
もういいよ、って思っちゃうこっちも問題?!
「でももちろんそれぞれ違う人間だって」の言い回しが戻ってた
それとマークのカミングアウト曲で、六芒星を握ってマークに伝えるシーンは最初に見た時と同じ。
最後5人で集まって歌うとこ、アブちゃんとマークはベッタリだったね(RED)
あの2人の分かり合ってる感じが好きだからたまらんよ。
この2人、何気にグダグダ感に巻き込まれずにキッチリ締める職人さんでもある。
ORANGEとREDは場面ごとに別々に出たり、一人だけ混ざってたり、10人で出たり。
カミングアウト、アイビリーブの10人バージョンは圧巻!!
特ににマークのカミングアウト曲はああいうシーンてのもあって鳥肌がたった。
みんなの顔、見渡しながら歌うWマーク。
仲間って感じ~~~T_T
たまんないっ!
REDアブちゃんは何度もマークと目を見合わせて歌ってるの。
しかも立ち位置的にORANGEマークともね☆
中河内くんはやっぱりセンスがあるな。
ダンスとか歌とか芝居とか、そういうの技術とは別の次元で、芝居に引き込む力があるなぁと。
芝居の流れを止めたり進めたり、そういう采配というか…バランスがいい。
何気に芝居の進行司ってるのがマークなんだよね。
BUGSとの舞台も期待できそうだなーと思いました。
控えに回ってる時の小芝居も絶妙だしね。
ORANGEのこたちはみんな華奢で若くって元気でフレッシュ!
プレビュー公演で、実はそこが魅力に思えなくって…ギラギラ&ごつい大人チームに惚れちゃったからさ。
だけど実際のアルターボーイズの設定に近いのはORANGEだろうし、なんかかわいくってよかった。
ルークのあっちこっちチョロチョロしてるのとかホント笑ったし、おバカちゃんな感じが出てた。
ニコニコのマシューっていうのもいいよね。
奥手なマシュー、生真面目なマシューって感じ。
きっとそっちのが原作には近いのでは??
リーダーとしての立ち位置がREDとは違ってて面白かった。
アイビリーブで5人ずつ集まって歌う場面の二組の対比ったら!
あと、振付けが違ってるとこはやっぱりごうくんが振付けしたんだよね。
納得!って思いました。
全員Wキャストなので場面によっては2人とも出て歌ってるんだけど、自分と自分が向き合ってるっていうのが、目に見える出来事じゃなくて心の中の出来事を視覚化した感じですごくよかった。
マシューも言ってるしね。
その心の中で奇跡は起こるんだって。
私が思うに、ここが1番効果的なWキャストの使い方だと思う。
こういうのは絶対にREDだけ、ORANGEだけのステージでは見れないから。
実際のところ苦肉の策だったのかもしれないけど、すごくよい演出になってました。
特にマークのシーンは、自分自身へのごまかしやウソや認められなかったことを告白して乗り越えるシーンなので自分と対峙するということが1番効果的に表現されてて感動しました。
Wマシューがお互いに分かりあって歌ってるの、たまんなかったよT_T
逆にWマシューのシーンは本人同士で女の子の取り合い??見たいで爆笑でしたけどね。
Wアブちゃんも、他の4人は入ってきてない冒頭の部分、自分自身に言い聞かせてる感じでよかったしね。
そしてWルークだけがORANGEにREDが押され気味でおかしかったなー!
やんちゃな弟にオロオロする兄って感じ☆
この組み合わせ、かなりおもしろい!
他の4組は兄がちゃんと仕切ってる感じなのにさ。
やっぱりりょうすけくんが独特なのでしょうか?非常に興味をそそりますね。この人。
REDとORANGEが舞台の左右に、同じように歌ってるのも面白かった。
振付けが違うとこはそのまま別々の振付けだから見比べたりできたし(最後のメドレーとか)
REDはスキンシップが多くて、「リーダーパパとその子供達」な何時で家族っぽかったな。
ORANGEの方は5人がもっと横並びな感じかなーー。兄弟っていうか。
本編のORANGEは見てないけど、雰囲気は伝わってきました。
お芝居そのものはREDの進行で進んで、歌のところだけmixしてる感じかな?
まーREDびいきの私としては満足ですけども。
ORANGE派の人たちはちょっぴり物足りなかったかも?!
でもWキャストで、一緒に1つのステージっていうなかなか見られないステージよかったと思います。