偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

天守物語組

魅力的な役者さんばっかりだったなーー。

印象に残らない人が1人もいない。

ネット見てるとこの規模の劇団では完成度が高い!って絶賛されてるけど、役者さんもレベル高い!

語るよ?

女子はゴメン、もちろん魅力的だったけど基本女子には萌えないので語りません!

男子を「切なさ愛好家」目線で語ります!

まずはーー私の3回に渡る逢瀬の相手(笑)

つづーらさん。さん付けで呼びたくなる感じ。完全に年下だけど。

とにかくね、顔面があまーーーーーい

ドーナツで言ったらクリスピー&クリーム並に甘い!!

そんな人が切なさMAXな表情で演じてるわけで。

ジャニーズで言ったらにしきどりょーさまクラスってことです!

そりゃぁ甘いぜ!!!

でもウェブを見たら「怪しいエリートをやらせたら右に出るものはいない」って

えっ?そういう人なの??

あまーーいのは図書サマってことかしら?

序盤から汗だくで熱演で、ああ汗かいてなんぼよね、汗かいて必死で生きなきゃね、ってそれだけでグッとくる。

もち肌色白のおじさまが、汗拭き拭き一生懸命仕事してるのにときめいてたような人間ですのであしからず。

切なさ愛好家としては、注目せざるを得なかった。

ホントに弱い人間でね、おかしいと思ってても主君に従うしかできない人。

でも生きる方を選ぶ人。

肉親のために死ねるのか?!と聞かれてそういうわけではありませんって言う台詞が印象的。

声もいいんだよなー。あなた様を・・・っつってねーーー

ソフトでね、ドキドキするっていうよりじんわりハッピーになるような、そんな役者さん。

声の仕事をしてるんですねー。

いやでも舞台でもっと見たい!

社中の本公演は次回は来年みたいなので、どっかで客演希望!!

役者としてもっとも興味深いのは岩田さん。

存在感がはんぱねーーーっ!!!

基本的にみんな、たたずまいとか顔面とかとっても個性的で魅力的なんだけど。

それはもうよくここまで揃えましたね!っていうくらい。

その中でもかなりでした、この方のトノサマ。

幕府が攻めて来たと知らせを受けた時に唯一表情を見せるんだけど、そこも凄みがあったけどそれよりもあの無表情で切なさを表現しちゃうっていうのがすごいなー。

「よくできました」で泣かせられるって・・他にできるヤツいたら出て来ーーーい!

立ち姿も舞台映えする美しさでね。

私の正面で刀に手を当てて構えるシーンをやってて、まじまじと拝見してしまった。

私の好きな感じの御手でしたの・・・きめこまやかでほどよく潤っててほどよく血管浮いてて。

薄さんの堀池さん。

次郎左衛門やったなんてーーー見ーたー過ーぎーるーーー!!!

想像するだけでグッとくるわーーー。←DVD買えば?

女装しながらあれだけ切ない表現ができるんだから!!

薄さんの衣装もキュートなしぐさも、な~んの違和感もなく馴染んじゃってました。

オカマっぽい感じじゃなくて私的にはふつーに女中頭見えてました。

福助さんの女形みたいな感じ?

どんなにがさつな役でも「がさつな女」にしか見えないっていうのがすごいんだけどそのくらい違和感なかった。

わかめのヅラもお化粧もお似合いでね~。

クールなお顔立ちなので、怖い感じの女装にならずよかったのかも

太郎くんはわっかりやすくかわいい顔面です(笑)

「さっきの舞台に出てたカワイイ子さあ~」って話題が出たら間違いなくこの人。

前髪がぱっつんなのでよりかわいさup

私はソンハくんに似てるな~って思ったのだけど、それはザ・キャラクターの時のアポロンのイメージ。

ほとんど「非言語」の台詞だけで、表情と体での演技が大事な役。

狂った武田播磨守に育てられてた無邪気に非道。ニコニコしながら酷い目に遭ってる人を楽しんで見てる。

パパ(武田播磨守)がついに切られてしまったシーンからの太郎くんが素晴らしい。

3回目ともなると内容も立ち位置もだいたい把握できてくるのでガッツリ見てました。一部始終を。

暗転になるまでずっとパパの足引っぱって、遊んで遊んでってやってるのーT_T

でも実は切なさMAXの頂点にいるのは鷹のシヴァこと童子

なんだったら鸚鵡(極楽鳥だってー)にあんたが殺してなかったらあの人が鳥になってたかもよ~!ってやつ、それがわかってたから自分が殺しに行ったって解釈してもいいんだよ。

だって行動が不可解ですもの。

恋敵に嫉妬して殺したっていう感じじゃないんだよね。

なぜなら樫之助は妻のために富姫の元を去って行ったんだから。

条件に必ず戻ること、と言ったけど戻らないのはわかってて行かせたんだよね、多分。

童子は嫉妬心じゃなくて、富姫を悲しませたのが許せなかったんじゃないの??

だから図書之助を迎えに行ったんでしょ?

図書サマの本気の恋心がわかったから、この男は逃げないと思ったから。

とかね。

クールビューティで静かなトーンで話すのが独特の雰囲気でとってもよかった。

話が通じ合わない鷹と富姫の会話のシーンもよかった。

本人の技量とは関係ないけど衣装とヘア&メイクも素敵だったな~。

素顔は意外とカワイイ感じで意外。

その他のみなさんもみんな魅力的でしたよ。

切なさ基準で省きましたけども(苦笑)

ありそさんはとにかく姿が美しい!

イマタさんは殺陣が楽しい!

丈瑠くんは非常にわかりやすいイケメンです。琉球風の。

スゴいなーって思ったのは舌長姥の杉山さん。

もう妖怪としか思えない声色にしぐさ。

お若いだろうに腰の曲がった老婆っぷりがすごかった!

むさや~うまやのあたり、人じゃなかったよー

どう見ても水木しげるの漫画に出てきちゃう感じだよ!

死に様も壮絶でした。

メイクもすごかったけども、衣装はよく見るとカワイイ水玉にフリルっていうね。

次の本公演は11ヶ月後らしい。

それまでこの劇団への情を保ち続けられるかわからないけど、今は楽しみにしてます。

とりあえずつづーらさんのブログはブックマークです(笑)