台詞の1つ1つを全部知ってる舞台を見るというのもなんだか不思議な感じでした。
しかもセットだったり衣装だったりもだいたい解釈が同じで、役のイメージも同じで。
「10回見て台詞も覚えちゃった舞台」とは根本的に違うんだよね。
3ヶ月ぐらいずーーーーーーっとこの「寿歌」について考えてて覚えたのとは違う。
面白かったかと言われると即答できない。
ただ思ったのはこれを高校生が上演するって、あの時代では何も思わなかったけど今思うと渋いな、と。
終末論が流行ってたのかな~って思う。
ノストラダムスの予言はあの頃まだミライだったからね。
でも自分達の解釈と照らし合わせて見れたのは本当になかなかないことだし面白かった。
うさぎのくだりは何度もやって知ってるのに泣いてしまったけど。
ヤスオさんとのお別れシーンでキョウコがうるさい!ってイライラしてるのとか。
そうそうそうだったなー。って。
おまんまのシーンのゲサクどんはめちゃくちゃかわいかったし!
堤さん!って感じ。
で、これ最後に雪が降ってくるんだけど、ちょうど私が観劇した日が東京に雪が降った日で。
なんかこの日に見れたことがちょっと嬉しかった。
いやそれにしても去年の天使は瞳を閉じてやら第三舞台やら。
あの頃を思い出す演目がやたら出てきてるのはなぜなんだろうね?