偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

道化の瞳

はなたらして泣いたーーーー。

泣かざるを得ないストーリーなんだもん。

主演のやらっちもいいんだけど、玉野さんがまた泣かせるんだよなぁ。

なんつーか2重構成になってて、上手い具合に玉野さんも主役になってる感じ。

やらっちがとにかくかわいくてかわいくて。

誰よりもちっちゃくて、誰よりも元気でキュート☆

このアラサー恐るべし!ですよ。

これは泣くよね〜というストーリーでした。

だって難病もの&街の灯ですから。

CLUB7見たことないんだけど、絵本の世界が元々やってたものなのかな?

街の灯は最後に気付いてもらえるんだけど、こっちのチャーリーは誰?って言われてしまってそれっきり。

街の灯でも確か誰?ってシーンがあったよね?

目が見えるようになった時かなぁ。ちょーーー切ないのT_T

白血病の男の子が主役のやらっち。

主治医の先生は笑いで免疫力を高めよう!って、病院の中で楽しいことをいっぱいやってくれる。

それが歌だったりダンスだったりで、楽しかった〜♪

いきなり病人で出てきたからええっ!?って思ったけどやらっちのダンス、かなり満喫できます。

どれもこれもキュート系ですけどね。

今回は子供なのでお色気はなし。

主治医の努力もむなしく、病気は再発してついに病室で倒れてしまう。

ここで叫ぶやらさんが切なくってボロボロT_T

そして2幕は絵本の世界。

お母さんに見せたくて描いていた絵本が街の灯がベースになったお話なのです。

けど男の子のお母さんは目が見えなくて、絵本の世界とリンクしてる。

絵本の世界では病院の先生、人形のチャーリーは大道芸人

男の子も靴磨きの仕事をしつつ、一緒に大道芸もやる。

このシーンでたっぷりとタップ、ジャグリング、ダンス、歌を楽しめる!!

すっごい楽しかったーーーー!!

小堺さんが輪投げの輪っかを4つ、一度に投げて4人の頭にキャッチ!という大技があるんだけど大成功!でやらっちがガッツポーズしてた

なんてかわいいんだ!!

その後も色々ジャグリングをするんだけど、成功したり失敗したり・・・。

多分小堺さんのも上手く出来ないときもあるんだろうね。

素で喜んでるのがホント、かわいかった。

そして話の出来ないチャーリー@玉野さんが目の見えないお金持ちのお嬢さんに恋をしてる。

毎日わずかな稼ぎから薔薇を1輪買って、窓から部屋に投げ込んで。

だけど、彼女には舞踏会で出逢った別の男が急接近。

ある日、薔薇を買って彼女の家の前に行くと、その男と鉢合わせ。

そこで目の手術をすれば、彼女は見えるようになること、目の提供者が現れればすぐ手術が出来ることを知るチャーリー。

そしてその男に紹介された店で、偶然自分の生い立ちを知る。

それがチャーリーの気持ちを固めた要素なのかはわからないけど、チャーリーは最後の舞台でこっそり手紙を残し、グーガンに靴磨きをお願いし、それから狂ったようにタップを踏んで車の前に飛び出してしまう。。

この時のタップがすごかったな〜。

それと、わたしあのローガン一味のファンになりました!!

悪役設定だけどめっちゃかわいいの!

ローガンママを慕う娘2人と息子1人。

子供達は台詞がなくって耳打ちしたりオーバーアクションで表現するんだけど、ちょーーかわいい。

ローガンママはドロンジョ様みたい。

お前たちーーー!!って抱き寄せるのとか、キャハって集まってくる子供達とか。

クライマックスは、チャーリーの手紙を読んでから、絵本の世界から現実の世界に変わるやらっちの台詞。

愛する人に目をあげるために命を落としたチャーリーに、わかるけどダメなんだ!誰でもかけがえのない1人なんだって叫ぶシーンがめっちゃよくってなみだもはなびずもボロボロT_T

チャーリーのことだってみんな大好きだったのに・・・!

そして場面は病院に戻り。

1幕で男の子は枕の下に何かを書いて隠すのだけど、2幕を見てああって思った。

ううん、街の灯ってとこからだいたいわかってたけど。

それでもやっぱり泣くよね。

難病ものはイヤだけど、でもすっごく楽しくって優しくてこの舞台は好き。

カンパニーもなんだか楽しそうで優しそうなんだもの。

きっとやらっちにも玉野さんにも、他のキャストにもいい出逢いだったんだろうな。

これを次に繋げてね。

それとTheyくんたちをよろしくお願いします!