偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

勘三郎さん

朝の一報に絶句した。。。

振り返りたくない思いがまだある。

ただ、歌舞伎を楽しいものと教えてくれたのは勘三郎さんでした。

高校の時はよくわからないまま見てしまった歌舞伎。

友達に誘われて、初めて歌舞伎座に行って、そして初めての幕見席で見た、初めての千秋楽公演。

ある8月の終わり。

初めての野田演出歌舞伎、それは研辰の討たれでした。

千秋楽だから最後の逃亡シーンで幕見席の下まで来てくれて、最前列に座ってた私たちは当時の勘九郎さんとハイタッチをしました。

歌舞伎の化粧に汗だくで、だけどとっても溌剌と輝いてて。

どうして私は表に出ろいっ!を見に行かなかったんだろう?

信頼してるブロガーさんのところで感想読んで、当日券並ばなきゃって思ったのに、

その日になって挫折しちゃったんだよね。

いつか見てみようじゃダメなんだってことを本当に感じました。

勘三郎襲名から7年か。

最後に見たのは2010年の籠釣瓶。

ホントにもういないなんて・・・すごくすごく悲しいです。

こけら落とし、見れると思ってた。