偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

RYU 1st solo live!

迷ってたけど行って本当によかった。

ライブを伝えるサイトの竜くんの写真があまりにB-BOYSで、たぶん私の好きな世界観ではないだろうと思ったこと。

竜くん、というかTheyファンの中に入るのがなんとなく居心地悪いなと思ったこと。

有終の美を飾って去ったことには初めから責める気持ちはなかったけれど。

あの年齢の子が10年やって見切りをつけた気持ちがわかってしまったから。

だけどやっぱり去っていったことに対してなにか納得したくて行こうって決めた。

オープニング、生い立ちを辿るスライドが流れて。

あれ?幸宏くんかな?って思ったのと、Jr.の子だよねって思ったのは間違いじゃなかったみたいね。

どちらももう事務所にはいない人。

それからダンサー引き連れて1年ぶりの竜くんがファンの前にとうとう現れた瞬間、私の心の第一声は

「わぁっっ!!!かっけーーーーっっ!!」

すんごいスタイリッシュでビックリした。B-BOYSノリのイメージだったから。

黒のちょっぴり軍服っぽいデザインのロングジャケットにマットゴールドのスキニーパンツ。。

白シャツを3つぐらいボタン空けてインに着てて。

スタイルいいのを存分に味わえる衣装だった!

ヘアスタイルはドライなクルクルのロン毛パーマなんだけど、

リーゼント風に片側の顔周りをタイト&ウェットに上げてて、トップにもボリュームがあってウルフっぽい。

あんなのあの小顔じゃなきゃできないよっていうヘアスタイルが似合ってた!

そしてサングラスね。それはなくてもいいけど。

ダンスもありの最初の曲。

丸々1曲見るのなんて初めてだけど、ホントかっこよかった。

数曲歌ってトークっていうのが続く感じのライブだったな。

振付のある曲はそんなになくて、踊るたびに沸いてた。

ゲストで呼んだ高校の同級生のドラマーとの仲良しトークとか

ゲストで呼んだダンススタジオで一緒だった同じ誕生日で同じ病院で産まれた女性ボーカルとのトークとか

ダンサーでいた高校の同級生の女の子とのトークとか。

竜くんの周りには楽しい人がいっぱいいるんだねって思ったよ。

晴れ舞台に一緒に盛り上げてくれる大切な友達がいるんだね。

特にドラマーくんとのトークはなんだか緊張とリラックスの連続でおかしかった。

そんな中、MCの腕上げたねってジェスチャーされて、みなさん知ってると思うけどそういう機会なかったしとか

歌がうまく歌えなくて、歌わせてもらえなかったんでね、知ってると思うけどとか

笑って見てたけど、そういう思いをいっぱいしてきたんだなーと切なくもあったよ。

でもそうやってあの頃の想いを言葉にしてくれたのは嬉しかったな。

竜くんが辞めたって知ってから、何度も何度も滝chのTheyの回を思い出してた。

デビューしたい。って言ったこと。

私的にかなり盛り上がったのは途中で入ったダンスのみのナンバー♪

最初にダンサー6人がいかにもなショーダンスっぽい衣装で出てきてダンス。

白シャツ黒パンツ(サスペンダーもあったかなぁ?)黒ハットでのジャズ。

そこへ途中から同じ衣装の竜くん登場!!

まさかあのビジュアルで宣伝してたライブで竜くんのきれい系ダンスを見れるなんて思わなくて。

曲の半分は出てなかったからホントにちょっとだったけど嬉しかったな♪

脚もきれいに上がってて、ターンも安定してて、是非是非舞台で見たいなーって思った!

RYU world なソロもいいけど、せっかくあのスタイルと技術を持ってるんだから生かしてほしい!

ゲストとのコラボもあって。

まずはドラマーのパフォーマンスに途中でダンスで参加、そして今度は竜くんのドラム。

8ビート聴きたいな〜って言われてお前の後でやるのヤダよって良いながらちょこっと叩いてくれた♪

ボーカルはデュエットで2曲。

その前にアカペラを披露してくれたのだけど、ちょっと音が不安定だったかな〜?

でもその後の曲付きのデュエットは声がよく伸びていて気持ちよく歌ってた♪

そして、1番来てよかったと思えたのが本編最後の3曲でした。

次の曲ですが・・・歌っていいのかな。歌うかどうか凄い悩んだんですけど。

それを聞いて、もしかしてジャニ曲を歌おうとしてるのかなって思った。

そしたら続く言葉が

メンバーと・・・あ、前のメンバーね。

って。

会場の空気が変わるのを感じたよ。

名前は最後まで出さなかったけど、They武道のことだってみんなわかってるもの。

メンバーといつか歌いたいねって話してたんですが、叶わなかったので今日は1人で先に歌っちゃいます!

恋涙

ああやっぱりキンキだよねって。

タイトルを言った瞬間、私も私の両隣も思わず声が漏れて涙。

そりゃ泣くでしょ。泣くしかないでしょう。

バックダンサーが2人で、それがまたやまりょと江田ちゃんを想像させるの。

別に似ても似つかないけどその構成が。

ああ、あと林くんが足りないねって。

ハモリを想像しながら。

けっこう歌は不安定なことがあったのだけど、さすが違うよね。

ずっと聴いて踊って、そして多分歌ってたよね。ステージではない場所で。

歌い終わった後にまた、

本当は2人で歌いたかったんですが・・・

って。

それが妙に愛おしくて。

だってTheyは4人だけど、でも歌うのは2人だもんねって。

つい言ってしまったのだろうけど、それが素直にTheyの役割とか関係性を表現しててキュンとした。

私たち、笑い泣き。

先に歌っちゃいます、なんて言うからクリエで歌ったら号泣だわなんて想像してこれはもう絶対見に行かなくちゃって思った。

竜くんが今でもThey武道とのことを大切にしてるのがわかって、ますます3人が愛おしくなって。

ああ、会いたいって思ったの。

去年の光一さんソロからほとんど揃って仕事してないんだもの。

カウコン以来、揃った3人を見たい。見る。何としてでも。

それに続く曲がまた、涙腺にきちゃって。

私は正直こっちの方が泣いたかもしれない。

曲紹介前に急に照れまくる竜くん。

次は、実はこのライブを作るきっかけになった曲を歌いたいと思います。

きっかけというか、音響さんと曲を作ったんです。

初めて自分で歌詞を書きました。

すっごい恥ずかしいですねーーーー><

あーーー恥ずかしいな。

って、ずっとキメ顔だった竜くんのかわいいところ見れた♪

ここに集まってくれたみなさんのことを思って書いた曲です。

その言い方がね、それまでの口調と違って急にかしこまってたの。

恋涙かこれの時のトークで急に一人称を「私」に変えてきたの。

どのくらい意識してたのかわからないけど、私はそのジェントルさに感動した。

素敵な場所

ってタイトルだった気がするのだけど、忘れないようにしようって思ってたのに忘れちゃった><

君に向けたラブソングっぽい歌詞だったのだけど、その中に

君と話し合ったことは今も覚えているよ(ニュアンス)

って歌詞があって、私はこれにまた号泣してしまった。。

その君は集まってくれたみんなじゃなくて、あなたの言うメンバーでしょ?って。

竜くん、このファーストライブをどんなにやりたかったかとか、事務所にいた時に歌う機会や、喋る機会がなかったこと、ドラムができたのに披露する場もなかったこと、やりたくてやれなかったことを、軽い口調でちょいちょい話してくれたのね。

きっとそれは3人とも話していたんだろうなって思って。

野望を口にする人がわたしは好きなのだけど、やりたかったことを後になっても伝えてくれる竜くんも好き。素敵だと思う。

今までは言いたくても言う場所がなかったよね。

それこそ3人でしか話せなかったんじゃないかなって思う。あるいは窓小窓メンバーとか。

そんな想いが詰まった歌に聞こえて、本当に感動した。

そして最後の曲。

この曲もみなさんのことを思って選んだ曲です。

この曲は探したい。意外と出て来なかった><

1年も待たせてしまって、集まってくれたみなさんに感謝しています。

1年さぼってたわけじゃないんですよ、オーディション受けたりダンス講師をしたり。

オーナーにはとってもお世話になりました。

感謝の気持ちを伝えて最後の曲。

自作曲を歌ってる時から時々歌に詰まって、上を向いたり目尻を押さえてた。

かわいくて愛おしくて、あああんなだけど二十歳そこそこのかわいい青年なんだよなってホッコリした。

アンコールはチラシのようなB-BOYSファッションでラフな雰囲気でららららぶそんぐを♪

あの時の手を振る振りは一緒にやりかった><

竜くん好きなことできて、本当によかったね。

淋しいのは今も変わらないけど、幸せそうでよかった。

そしてあの時の想いを伝えてくれたこと、Theyを大事にしててくれること。

それがわかって嬉しかった。

陰ながらだけど応援してます。

あの頃を知らない新しいファンがたくさんできますように。