なんだかんだ、プレビュー3回見てしまった。なんで最初に気付かなかったんだろう?彼らのデビュー公演が見れるってことに。このままではファイナルもってなるじゃん、今更そちらは無理だけど。予定を入れてしまったし。
さて、サクヤビリー。
正直始めは大丈夫かなぁ…と不安いっぱいでした。歌が。比較的ビリーの歌には寛容でいるつもりだけど、カズキの歌わない歌を聴いてしまったから。
Expressingはイキイキと踊ってたけどやはり歌が危うくて、今更ながらエリオットってすごいと思ったり。
それとバレエはまだまだ。ロイヤルに入れる説得力を見せられてない感じ。回転系は強そうだけど体か固く見える。ブギーは少し走ってしまってMrs Wとのダンスもあまり合ってなかった。
そんなハラハラだらけの中迎えたアングリーダンス。これはよかった。やっとホッと出来た。出だしの叫んだりはあまりしてなくて声よりステップに想いを込めてるよう!バテバテだったけど最後まで集中力途切れずやりきった!!
そして2幕。
やはりバレエの弱さがドリームバレエで出てしまって、前半の振り付けはかなり付いて行くのに必死という感じ。でもフライングはきれいで、後半になんとかペースを取り戻してたかな?
そして、Electricity。
歌が危うい、というのを他のナンバーでわかってしまって不安しかなかったけど、これはやはりビリーにとって大事な曲なんだね!仕上がり度合いが全然違った。
歌も声がちゃんと安定してたし声量もある、それに歌わずにセリフとして感情を捉えることができた。
そしてなによりビックリしたのは、まさかのバレエビリーバージョンだったこと!
4人のパフォーマンスでは明らかにストリートビリーとしてやったのに、こう来るとは思いませんでした!
基本はあのバレエバージョンの振り付けで、2回ぐらいナットのように側宙を入れてきてた。最初の椅子の横で踊るところも、まだできてはなかったけど、垂直ジャンプで2回転するやつできそうね!マテオがやったやつ。Electricityは圧巻だった。
この振付が見た中では1番好きだから、もっともっと精度上げて完成度高めて、また見たい!
嫌みでなく素直に伸び代を感じて期待できるビリーだった。お芝居もナチュラルでよかったと思う。
みんなそうだと思うけど、2公演目にしてみんな成長すると思うんだ。楽しみ!