偏食観劇屋

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初ルイトマイケルとカズキ2回め

まずね、美しすぎるマイケルだった。

顔はかわいいんだけど表情というか醸し出す雰囲気が美人さんであれば女の子に間違われても仕方ないなって感じ。なんなら声も独特のツヤがあってドキッとするのよ。

顔がきれいなだけじゃなくて、お芝居も良かった。なによりマイケルの繊細な情緒の表現がいいの。最初のビリーとの会話のシーンからすでに何か心の奥に持ってる雰囲気出してて、クリスマスのシーンでの切なさと言ったら!

バレエやめたっていうビリーに家出しなくていいっていう時も、だって寂しいだろってじっとビリーを見つめてから身体をクルッと返す時の思い詰めた表情、ゲイを疑われて誰にも言わないでっていう時の翳り、キスをした後の不安な顔、ラストシーンでキスを受ける切ない顔、どれもこれも最高にマイケルでギュッとハートを掴まれた。

普通にただの恋するおとめ(←性別のことを言ってるのではない)なの。

多分このマイケルを同じくらいの真剣さで受け止めてくれるのってコウセイビリーなんじゃないかなーって思った。7月はずっとペア組んでたのに見れてないの、悔しい。

今日は思いがけずいい席をゲット出来て、さらに準備のいい友人に協力してもらって、マサくんから2度もお礼言われるわ、ルイトマイケルに電話してって言われるわ、美味し過ぎました。

おばちゃんに幸せくれてありがとう!

さて、カズキさんです。

相変わらずAngry Danceがずば抜けて良かったとです。あの子のは最初の叫びから一瞬たりとも緩まず最後の最後まですごい。ずーっとトップギアのまま。

今を生きるというか、刹那に生きるというか、一瞬に注ぐエネルギーがどこを切り取ってもマックス。今死んでも悔いなし!みたいなヒリヒリとした極限さ、たった15の子がそんな一瞬を生きていいのか?と思うんだけどね。

将来はこうなりたいです!キラキラ!みたいなんじゃなく、今、この瞬間ビリーを生きることに全身全霊かけてる。

すごい背負ってる感あります。迫力に泣ける。捌ける時の態度がまたいい。

あまりの迫力を間近で見てしまって、比喩でもなんでもなく震えました。拍手がまともにできない。

ただ歌がねー。

初日の方が良かった。歌えるけど歌わない、歌詞ではなく台詞、お芝居の延長だったはずの歌が、歌ってしまってた。

カズキさん、初心思い出して!