偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

コウセイとハルト

マチネはコウセイ。

もう絶好調だね!としか言いようがない。どのシーンもコウセイらしい魅力に溢れててすっごく満足した。

みんなそうなんだろうけど、今日の公演が1番いい。そうやって最高な公演を毎回更新してきてるんだと思う。

今日特にグッときたのはソリダリティ。

この前シンフォニーさんの過去写真漁ってたからかもしれないけど、コウセイ本人が辿ってきた「バレエにのめり込んで行き過程」を見せるシーンだったからビリーとコウセイとが重なって涙涙。

最後の晴れ晴れとした表情がホンッとたまらない!

アングリーも相変わらず美しくて、エレクトリシティも美しくて。ため息が出る。

表情が付いてないなんて言ってたのはいつ?というくらい自然に笑顔見せてくれるしとにかく今、乗りに乗ってます!という感じで満足度がup!up!

からのハルト。

こちらもまた進化してて、具体的にどこがというより全体的に。さらに色んな表情を見せてくれるようになったし、アングリーのかっこよさと迫力はますます絶好調。

レターの時の繊細な表情の変化もとても良かった。かあちゃんが出てきた瞬間の笑顔、穏やかに少し寂しそうにかかあちゃんを見つめる微笑み、歌がかあちゃんの声からMrs Wに変わった瞬間ハッと我にかえる表情。それがどれも自然に心の動きにぴったりと寄り添ってて。

とうちゃんの歌を見つめる顔なんてさー。

あそこはただ座って聞いてるだけで台詞もないけどとても大事なシーン。父親の覚悟を知って、家族への愛を知って、自分の意思でここに残ろうと思うシーン。辛い決断だけど吹っ切ろうと決めたシーン。

それでも踊りたい気持ちは溢れるんだけどさ。とうちゃんの歌を引き継いで歌うのはビリーの決断の言葉でもある。

そういう、後のシーンに繋がっていく大事なところでの絶妙なお芝居が芝居と思えないほど自然で。

いつも全力で俺が1番!な踊りも大好き。

今日のアングリーのラストはなんだかリアルに脚から倒れてるように見えて全力をより感じた。

そう言えばマチネのコウセイのアングリーはあまりの迫力に誰も拍手できない事態に…またもこの瞬間に立ち会えて嬉しい。

本当に1公演1公演と進化してて、なんなら体格も良くなっていく彼らを可能なら見逃したくないよ。