バックステージツアーにどうしても行きたくてチケットを取ってしまった。
もうこっちが目的だからA席でいいや、と思ったのだけどこれが結構当たりだったという。
何と言ってもドリームバレエの美しさは破格だった。あんな風に床に満天の星のような照明が当たってるなんて!!
最初はスモークのみなんだけどどこからかな?下手で2人並んで反るところからかなぁ?青いような紫のような、途中で色も変わってくベースに点々と光が散りばめられてるの。そして大貫くんが暗いと言っていたシーンでその夜空がさらに暗くなり。
フライングはまるで夜空の中を飛んでるよう!本当にうっとりする。
カズキももちろんよいのだけど、あれをコウセイでも見たいなぁ!今持ってる1階チケットを手放してまでとは思えないんだけど、相当に夢のようで美しいと思う。
あとは音響が上の方が良くて、カズキの歌声がガツンと耳に入ってくる。すごくよかった。
カズキはやっぱりアングリーダンスがすごいわ。今を生きる、明日なんてない、この一瞬に全てをかける感じが。泣かずにはいられないの。今日は倒れたあと誰も拍手出来なくて…あまりの迫力に。
そしたらそのまま倒れて起きないカズキさんでした!拍手くれくれ?オーケー!
2階で改めて発見したのは、セット。
八百屋の床にサイズ違いの椅子で奥行きだしてるんだけどさらに、舞台奥も下手側が幅があるの。そして下手手前からコの字を描くように上手手前に向かってセットの高さが低くなってる。
さりげなく誰かの取ったトロフィーが飾ってあったりね。発見が多かった。
で、バックステージツアーはオンステージツアーでした。
舞台監督さんがあれこれ説明をしてくれ、後半で質問を受け付けてくれる。
ビックリしたのは奥に置いてあるピアノすらも八百屋。奥が高くなってるんだって!
あとずーーーっと気になってたことを質問した方が。
ラジオもラジカセのテープも、ラジカセに小さなスピーカーを仕込んでそこから音を鳴らしてるんだって。
私はずっと、どう考えてもテープの音じゃないのになぜスワンレイク冒頭があのラジカセから聞こえてくるんだろう?って思ってたの。音は別の場所で出してスピーカーとは!なかなかのトリビアになるんじゃないかな?
それからこの左右で幅の違うセット、センターがわからなりそうと思ったけどやっぱりそこは苦労してたみたい。
小さい男の子がいて、アングリーダンスはどうやって踊るんですか?って聞いたんだけど、これがまた興味ふかい話をしてくれ、あの床でタップするのはとても大変、なのでお稽古の最初からアングリーはやってるそう。そして今楽屋には24週と書かれた紙が貼ってあるそうで、これはビリー達がリハーサルを始めて24週という意味だそうです。7かけて168日やってるってこと。
こういう裏話たまらない!
ビリー達が立ってるステージに上がらせてもらったのも貴重な体験でした。あんなに隅々まで客席が見えるとは知らなかった。今日のスタオベも届いちゃったね、きっと!