どこで気付いたんだっけな。
シャドウダンスしてる時までは何も思わなかったはず。50ペンス、もしかして渡してない?って思ったあたりからなんだかソワソワしちゃって。いやでもヘタクソなダンス上手いなーとか思って見てたんだよ。
最初に気付いたのはセリフ。
1回目は走っちゃったけどまあ聞き取りにくかった、程度のミスで済んだのだけど、ピルエットしか習ってない!だかで言い直してて珍しいな、お疲れかな?とか思ってた。
ソリダリティ自体はもうどうだったか詳細は覚えてないけどそんなに気にならなくて。うさ耳の時はかわいいなー、キビキビ踊ってるなとか思ってた。でもクライマックス、いつもならバレエも1番!って顔で踊ってるのになんだか弱いな、と思った。
不安はexpressingで1度消されて。
こういう時のマイケルの存在は本当に頼もしい。50ペンス事件の時も思ったし、コウセイもそんなこと呟いてたね。
レターの前にはあれ?だいじょぶかな?って。歌いながらポタポタポタポタポタポタポタポタ汗かいてるのを眺めながらもしかして体調悪いんじゃ?と不安になった。
ブギーで滑ってて、さらに心配になり、縄跳び成功してホッとして、でもまだなんだか不調に見えて。ピアノフリップが本当に怖かったけどキッチリ成功させてて、心底ホッとした。
色々あった日のハルトのアングリーがものすごくよかったことを思い出して気を取り直し。かあちゃんなら行かせてくれた!は悲痛でとてもよかった。タップもかっこよかった。
だけど最後、足元から崩れるように倒れるいつものとは違ってて、そして立ち上がって客席を睨みつけるビリーが、ただ目を見開いていて、なんだか怖かった。
2幕はそれでもだいぶよかったかな。
ドリームバレエも弱かったし、エレクトリシティは尻もちついちゃって…
ダンスじゃないところでも、あんなに自然にビリーになってたのになんだか構えてるの。キツそうな表情を何度も見せて、それ自体役としてNOではないんだけど今までそこまでの顔をしたのを見てないから。
フィナーレまで終えて、やっと解放された気がした。
もしかしたら今日スタオベすることは逆にハルトに失礼なんじゃないかなとも考えたけど、よくぞここまでやりきった、それは賞賛に値すると思ったので立ち上がってたくさんの拍手を贈った。
次までしばらくあるんだよね?
ビリーのオフには何かあるのかもしれないけどビリーほど大変なことはないと思うから、とにかく身体を休めて。
またキラキラと自信に溢れた姿を見せてね。