偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

ビリーエリオット2020

前方端でまともに全体が見えないため、変なところばかり気になって見てしまった。そのおかげで?今更ながらアングリーダンス用にエリオット家のテーブルが差し替えられてることに気付いた。バタフライテーブルじゃ危ないもんね。

今日はプライベートで気がかりがあってちょっと集中しきれなかったのがもったいなくて申し訳なかったな。

ソリダリティ、前から照明が好きなんだけど、今日の席は舞台が見辛いあまり、結構照明器具を見てしまって。ソリダリティの好きな照明は、だんだんビリーが上達していくと照明が強くなるんだよね。明るさもだけど色温度も上がっていくの。うさ耳の辺りでMAXになって、あの眩しいほどの光って、なんだか現実感なくて別世界に感じる。

そもそもは昔見た舞台、グリーンフィンガーで天国のシーンと勝手に思ってるシーンがこの白い眩しい照明だった。あの時の感覚が忘れられないから別世界のイメージが出来上がってる。

でもクライマックスまでには現実味のある温かい色味に変わるんだね。夢のような、バレエにのめり込む時間を経て、実際に現実のビリーのバレエが上達している、という演出なのかなぁ、と勝手に感じたらグッときてしまい。

じゃあ、と今度はエレクトリシティの照明を見てたらば、オレンジの普通のライトからグリーン、レッド、ブルーってどんどん変わっていくんだね。なにをイメージしてるんだろう?エクスプレスの歌詞にあるグレイな世界との違いを見せてるのかな?バレエを知って色鮮やかな世界に生きるようになるビリー。

ところでソリダリティで第1回転がったヘルメットを拾え選手権が開催されたのだけど、自己責任で大貫くんが回収。なぜ落ちた??

太一ビリー。

この頃予想外のところで満面の笑顔になるからワクワクしてしまう。アングリー迫力ましましで良かった。引き込まれて拍手がすぐにできなかったくらい。ずっと願ってたビリーの役をいつも丁寧により良く見せようと向き合ってるね。

今日のエレクトリシティは歌い出し前に溜息ついててイラついてるのがわかりやすい。そこからぶっきらぼうな歌い出し。いつもより自然に感じた。

もう東京は残りわずか。

今日も稚子ちゃんいなくて(欠席は3公演め?)、体調やら気になるけど最後まで無事に完走してほしい。私もな!