偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

ビリーエリオット2020

太一ビリーはちょっとやりすぎ感出てきちゃったなぁ。中河内くんの悪影響かしら?

探究心があるのはいいけど、なんでその表情なのか、言い方なのか、キッチリ決まっているというビリーなのに、独自解釈に走りすぎているような…。東京公演からお芝居が安定しない子だったけど、違うことやってやろう!は個性じゃないよ。ソリダリティでトレイシーの真似してウンウンうなづいてたのとかはかわいいしいいと思うんだ。そういう独自のやり方が個性になるシーンはある。でもビリーってどんな子?どんな環境にいる子?ってとこはみんな同じはずなんだよ、同じ役をやってるのだから。そこはブレずに演じて欲しい。

アングリーはそういう変なクセというか狙いがなくてとても良かったし、ドリームバレエもエレクトリシティも良かったから、やっぱりこの子は踊りで表現するのが1番得意なんだろうな。その意味ではとてもビリーっぽくはあるんだよね。


ドリームバレエは大貫さんと完璧にリンクしてて、本当に素晴らしかった!ビリーを脇にリフトするところ、太一の足が見たことないくらい綺麗に上がってて全体的にすごく高い位置に感じられてダイナミックだったし柔軟性アピールもバッチリ!オールダービリーが寝転がってビリーを回転させるところも綺麗に脚が上がっててより大きな弧を描いて美しかった。ニコッと笑ってる時ももちろんかわいいけど真顔で踊ってる時にドキッとする。きっとシンフォニーでもうちのかわいい太一くん、だったのだろうけど、そろそろその先に行く時期なんだろう。楽しみだ。


さて!照井さん枠の加賀谷さん、見応えあって嬉しかった!たくさん出てるし台詞もあるー!グランマソング、照井さんは優男なのにちょっと危なげなイケメンになってたし。ラインオブポリスはどこにいたっけ?でもその後は炭坑夫枠で踊りまくり歌いまくる!これはファンはたまらんなー。最後のシーンも炭鉱夫としてクリスマスのハモリも聞けたし泥酔加賀谷さんもみれて満足した。


そろそろ加賀谷さんファンになりつつある私。