見てきた!
いやー双眼鏡忘れてて、コンタクトレンズしてるのに全然顔がわからなかった。暗いとビックリするほど視力が落ちるね。最後まであれが浦井くんなのか疑わしいままだった。そもそも声の印象が違ってて、かと言って聞き慣れてるわけでもないからあんな声なのかもしれないけど。
加藤くんもイマイチ確信が持てず、この2人は消去法だったわー。濱めぐさんみたいにわっかりやすい声は助かるね!
ここまでほぼ当たってばかりのミュージカルって、苦手なのしか見たことなかったけど(シェ・・・とかタイタ・・・とか)、全く違和感なく見れた。なんつーかどのシーンも歌うことが自然に感じる。あの島の人たちの人柄みたいなものもあるのかも。集まったら飲んで魚にキスして歌って踊るみたいな。
何が起きてるか知らない人たちの不安な数日間なのだけど、知らない怖さ、不安っていうのも計り知れないなと感じた。知った後の方がずっと恐ろしい出来事だったけど。
どういう状況なのかわかってるだけに、笑わせるようなシーンが上手くいってるのはちょこっとだけだったなという印象。陽気で楽しいシーンはあるけど、ふいのジョークにはちょっとついていけない観客。日本では、なのかもしれない。
アメリカ人初の機長をずっと性別不詳(もしくはあえて男性役を女性がやってる)と見てしまってたので、ちゃんとハッキリ自分を伝える曲は良かったなー。私の勘違いは舞台の見過ぎの弊害だな。
なんだかうるっと来るシーンがあったけど、やっぱり助からなかったご子息のエピソードは特別辛かった。マンハッタンにいて、あの日非番だったとしても、何も身に起きなかった消防士なんているのかな。
あれ以来迫害にあってるアラブ系の人たちのことや、言葉が通じなくても聖書で通じあうのとか、ユダヤ人を求めるユダヤ人とか。色々今の状況も思い起こさせて切ない。
帰ってまずあの空港について調べてしまった。重要な給油地点、全然知らなかったけど7000人と17匹を受け入れるほどの空港があったんだなあ