かんたくんの卒業公演を見に行った。
トールボーイ以降何回か舞台に立ってたのは知ってたけど神奈川遠いなと躊躇してしまい、ずっと姿を見ることがなかった。
今回たまたま予定が空いてたし、卒業公演という区切りなら一度見ておく良いタイミングだなぁと先を予約した。
1人芝居なので、分かりやすいようなストーリーではなく抽象的な感じなんだろうなとは思ってた。
深刻な展開に感じるのだけどくすりと笑ってしまうシーンも少しあって、飽きずに楽しめた。
時間に縛られることをメインにAIが人に取って代わられる何か不安めいたもの、友達のありがたさみたいなものを表現していたと思う。
最後の挨拶で、高校3年間が人生の全てのように感じていたこと、(ほぼコロナ禍の3年だったためか)いつも焦っていたという話に、この針という作品はかんたくんの3年間が詰まってるんだなと思った。
人生の全てと感じられるほどに充実した毎日を卒業し、恐れていた大人になる君の活躍を待ってます。