最後のデビューは川口調くんのビリー。
バトントワリングやってるから柔軟性もあるだろうしダンスのジャンルとしてヒップホップとかよりは近いかなーというダンスに対する期待と、子役出身のお芝居は期待していたけどそのとおり、魅力的だった。
一言でいうとシラベビリーは怒れるビリー。
やりたいことをやらせてもらえないこと、ストで生活が苦しくて周りもイライラしてることに怒ってる。ダンスすら見てくれない、頑張ったのにって怒ってる。
声量があるからセリフがすごく通るのね。それでいて怒鳴り芸でもないからさすが!
アングリーは表情もよかった。ぷにぷにのかわいいお顔に怒りを込めて迫力があった。
あとエレクトリシティの思い切りのいいダンスも良かったよ。いっぱいよろけてたけど縮こまってないダンスは見てて気持ちがいいから、そのまま精度上げていけるといいね!
Gロケさんみたいな前宙?開脚して脚片方ずつ下ろすやつはシラベの特技だね。他にいないアクロバットよい。
個人的にここいいなぁと思ったのは、エレクトリシティ終わりの正気に戻るところ。最初ダンス見てくれなくて怒られてふてくされてるし、うまく話せなくてイライラしてるところから歌が始まって、少しずつ言葉を紡いでるうちに(ここの表現はもうちょっとできるはず!!)、自分の世界に入り込んで、実際に踊ったのか、頭の中の描写なのわからないけど自由になって…そして帰ってくるとこがよかったな。
マイケルの4人めでもあったけどまだそこまでちゃんと見る余裕がなかったなー。第一印象だと日暮くんが1番好みで、時点で河合くんかなー。
デビーもまだこれからじっくり見ていきたいけど瑞姫ちゃんのドスの効いた声は楽しい!
前回の初演は始まってから、全員のデビューを見れたのか、と気付いて後悔したので今回絶対デビューを見ると決めてた。
見てよかった。
コロナのせいで全員の卒業公演を見ることが叶わなくなったから余計に思う。
千秋楽まで無事に楽しく全ての公演の幕が開き下りますように。