偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

War Horse

念願のWar Horse見てきました。

最前列で!

お隣の夫婦連れの奥さんの方に声をかけられて、ステージ近いよね!なんて。エキサイティングですよね?って言ったら泣いちゃうわーって。

幕間にもちょっとおしゃべりしてたら売店で買ってきたお菓子をいただいちゃった!すごく甘いけど、って。

そんな交流しつつ、映像でしか見たことのなかったあのパペットをついに生で見てきました。映画の方を後で見たのでちょっと忘れてたこともあったけどすぐに思い出して。

アルバート役の人がすごく良かった。真っ直ぐでチャーミングで。イギリス人の年齢全然わかんないけど少年役なんだよね。20は超えてるのかなぁ?

アルバートの父親とジョーイを競り合ううちの息子?の役の人もめちゃくちゃよくて、切なかった。戦場で恐怖でパニックになってしまう役。WW1といえばダウントンアビーも思い出すし色々悲しい。

さて、パペット。

というか、パペット使いの人たち。

馬の息遣い、あんな風にやってるのだなぁと感心してしまった。いななきもあの人たちの声なんだろうか?最前列にいながらよくわからなかった。人の声とは思えなくて。

それから、戦火の元で泥だらけになって戦っているシーンは、使い手さんたちの顔を汚してるのね。これってすごく舞台的な解釈で好き。パペット自体がボロボロで瀕死の馬というのもいたのだけど、ジョーイとトプソンは最初から同じパペットで(いや、ジョーイは子馬がパカっと割れて?成馬になるんだった!)、汚したりボロボロになったりはしないから、代わりに使い手さん達を汚すのね。

見てる観客はもちろん使い手の方が見えるから、ああこんなにボロボロになって…って感じることができる。すごい!

死んでしまった馬のパペットから使い手さんが抜けていくシーンにボロボロに泣いたのだけど、なんと肝心なところが最前列だとステージが高すぎてよく見えず。おーんヽ(;▽;)ノ

来日したのも知らず、ロンドン公演は終わってしまいもう見れないかと思ったけど、本当にたまたま渡英の期間にUKツアーが決まってありがたかった。