偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

航世ファイナル

最後が(*´∇`*)表情の見える席でよかった。

1幕は自然な笑顔に溢れてて、これが最後って知ってるのに実感がなくてただただ楽しかった。Take2お願いしますって言ってたあの子、みんなにうるさいって言われてた明るい子。最初に知った航世のイメージのままのビリーがいた。

エクスプレッシングがホント楽しそうでよかったんだよー。袖に視線送って笑ってた。だれか何かしてたのかな?

1幕はいつの間にかめちゃくちゃ進化してたアングリーダンスが何よりよかった。

あのハルトお得意の箱の中の振付がため息出るほどカッコよくて。特に箱の内側向いて脚を後ろに蹴り上げる振付。かなり高く上げててすっごいきれい!

前より動きが大きくなった感じでダイナミック。あの狭い空間でこんなに大きな動きができるの?!見せ方の違いなのかもしれないけど素晴らしい。

2幕のドリームバレエ。

ちょこちょこミスはあったけど、でものびのびと踊っていたと思う。ミスに気持ちが途切れずにやり切った!

ブギーはカンペキ。こちらも生き生きとしててよかったなー。

そしてエレクトリシティ。

やっと、ここまできて、航世ビリーを見れるのがこれが最後なんだと実感した。もうほぼ終わりってとこまできてやっと。それで初めて淋しくて涙が溢れた。終わりに相応しく最高の出来。

拍手も鳴り止まず、少し笑顔で客席を見てたのはビリーじゃなくて航世。私が見たかった景色だけど、航世にもこの景色を忘れて欲しくないと思った。

これからバレエの道を突き進むんだと思うけど、こんなに大きなステージの真ん中に立てることは本当た難しいことだと思う。きっと留学やら修行の日々の中にはそうそう機会はないと思う。

でも航世くん、あなたはそれをやり遂げたんだよ。たくさんの応募の中から見事に5人の日本初演ビリーの1人になった。その成し遂げたことを、今日のステージからの景色を忘れないでいてください。あなたのこらからの人生の誇りとして、目標としていつも心の中に置いていてください。

そんなことを思いながら拍手をしてた。

フィナーレは久しぶりにカンペキだったんゃないかな?みんなの集中力とコウセイの落ち着いたカウント。気持ちよく決まってたと思う。

カテコ、いつもの2度目の最後で益岡パパが突然航世を抱き上げて航世ビックリ顔、胸に手を当てて驚いてた。

それから鳴り止まない拍手にもう一度幕が開き、ビリーママの司会で航世からご挨拶。もう紹介する時に涙声で話せなくなるからこっちもウルウル。なのに航世、挨拶しながら甲だしストレッチしてるんだもん!涙も引っ込んだよ!!大好き!

長かったけど、夢に向かって頑張りますって自分のことと、それからちゃんとビリーの宣伝もして。るいととコソコソ耳打ちしてたと思ったらグダグタバラバラのお辞儀。

最後まで航世らしくて愛おしいかった。

とってもとってもいい公演でした。

27公演、本当にお疲れ様。ありがとう!

目的じゃなくても手段でもいいんだ。ただそれが素晴らしかったから。貴重な時期の貴重な時間をビリーに捧げてくれたことは確か。ありがとう。