行きなさい。
と言われているとしか思えなかった。
今日大阪行きを決めていて、突然ハルトのファイナルが延び、梅田と尼崎がこんなに近く、チケット発売日にも大阪にいて。
そのうちバレエを踊る航世を見るだろうなとは思っていたけれど、こんなに早くくるとは思わなかった。しかもコンペ。
前日の予選、お金を払って動画を見て。
かっこよさに何度もリピって。
ずっと迷ってたけど(チケットも買ったあとなのに)覚悟を決めて行ってきた。あまりに場違いな会場へ。
ビリーをやってただけあって、航世は同年代のジュニアクラスの中でダントツにちっちゃくて華奢だった。ビリーをやるには有利でバレエをやるには不利なのかもしれない。わからない。
昨日のライブ配信で見るよりどこか緊張して見えた航世。ドキドキしながら見てたけど、これが航世の世界なんだなぁと思った。ビリーの踊ってたバレエとはまるで違うんだもの。まさに王子様。
結果がどうなるかわからない。
でも8月に演目を決めて、ずっとビリーの本番と並行して練習してきたんだね。並大抵のことじゃない。アクロバットに挑戦した日、ストレッチしまくってた日々、いつもこのYAGPが頭にあったんだろうな。
改めて公演を振り返ってありがとうと思う。誰かのためにしたわけではなく自分のために、なのかもしれないけど。
私たちの王子。
きっときっと夢を叶えてステージの真ん中に戻ってきてね。
昨日と今日の海賊、忘れないよう胸に刻みます。