コクーンシートでラストシーンが微塵も見れないのなんなんだー!!まさに演舞場左列状態。だけど普通そんな端っこで芝居して終わりってなかなかないですぜ。
コクーンでやりがちな舞台とコクーンシートって相性悪いなと思ったり。象徴的過ぎて見えないと厳しい。台詞とストーリーがもっと具体的に繋がってるものなら台詞で補えるけどそうもいかない。もう2度とコクーンシートは取らない。普通の席で外れたら見ない。
さて。
何か内戦をしてる日本で山の学校に追い詰められる反政府軍。捕虜2人いるけど味方も少ない。しかし呑気にたまにやってきてはサプリやら野菜やら差し入れてくる兵士の母。
小康状態でやや平和な雰囲気。恋愛やら忠誠心やらを語る余裕があったりする。
最後には捕虜と兵士の母が、息子を助けたい、この人を助けたいと結託してまぁ裏切り、負けたということになるのかな?
全体的にはよくわからない話なのに、短い台詞のやりとりに真理が詰まってる、気がする、なんだか懐かしい。高校生の時、そんなものが好きだったなって。
実際の出来事に真実味がなくなって、思うことだけが大事に思えるだとか、見てるのか見られてるのか、問答のような台詞。それをなんだかとても説得力のある声色で話す剛くん。彼が言えば白も黒に思えそうな雰囲気はなんなんだろう?決して深みのある声ではなく、未だに若々しくてからりと軽い声。怒鳴る時ツヤを増す声。不思議。聞いてるだけで心地よく耳に脳に入ってくる。
やー。
アイドルでよかったよ。
宗教家だったらマジで危ない。
この感想で終わるのはどうなのか?