レビューショーの時、江田くんソロなくて照明もちょっと迷子気味だったのは、声が出ない江田くんのために急遽歌笑変えたからなのか！納得。本編中の江田くんソロからの大合唱の時のりょうたくんが隣でガッツリ歌ってたのも(声は聞こえず。マイク入ってないのか口パクしてたのか)、私が過去二回見てなかったからじゃなくてその時だけだったからなのかな？
マチネはね、私が知る限り1番お歌の上手い江田くんを見せてもらった。ホントびっくりした。社会もびっくりしたけど、さらにその上行ってて、初回で高音キツそうだなぁって思ったところ、いい声量で気持ちよく伸びてて。ああ、歌える子なんだ、ちゃんとどうしたら上手くなるかを知ればちゃんと歌えるのどを持ってる子なんだって思った。
だからソワレのボロボロっぷりは本人もショックだろうし、だれか！助けて！ってなったの。ホントボイトレ、いいところ見つけてください。私が紹介したい。いや、周りに聞いてくれればいつか辿り着くはずなんだけどなぁ。
スクアッドの時ほど警戒心もなく、かつあの時より話もこなれて青臭さも程よくて見れば見るほどハマっていくので、もっと見たかった。2週間前の私には山ほど時間があったのに。そしてチケットは買えるのに…やっちまったなーー。今回初めてまたこのコラボを見たい！続いて欲しいってハッキリ思った。歌は…他で経験してくださいなんだけどね。
りょうたくん、歌はマジでポンコツだけど(個人的見解では演出に大いに問題ありと見てます)、お芝居はめちゃいいよね。ホントどこでそんな身につけたの？？っていう。SHOCKぐらいしか思い当たらないけど、SHOCKってそんな丁寧に教えてくれるものなの？
キレのいい立ち回りはまさにSHOCK仕込みかな？もともとお得意だからこその抜擢だったとは思うけど。強い中の最弱設定だけど、小さい身体でその分たくさん動くから華やかでいいね。
原くんはホント安定の原くん。頼れる男だよね！
メタルマクベスの経験は大きいなぁ。あのメンツと舞台に立ったこともだし、芝居バカに囲まれて興味の範囲が広がったであろうこと、そのためにお勉強してることも大きい。
そしてなにより舞台映えするかっこよさ、半端ない！どうして今まで一介のJr.でいられたのか不思議なほど華やかでキラッキラ、ダイナミックで強い！原くんの立ち回りが始まると目が釘付けになってスカッとする！
こうたくんは、もうホント脚本ありがとう！ってぐらいピッタリハマってて、ふっかも佐久間くんもかなりお気に入りと見た！手叩いて大笑いするほどお気に入りの様子でしたから。
なんの陰りもない正義の味方、まっすぐにキラキラと燃えてて、ちょっと悪い先輩にも憧れを台無しにしたくなくて悪いところを見ないで付いていく、だってついていくと決めたんだもん！そのくせ融通がきかないクソ真面目なやつではない。詐欺ではあるけど人の命を救う心中コンサルタントを見逃すし、お芝居にも協力してくれる。かっこよすぎでは？
で、変身ベルトで夢も叶えちゃう！最高か！
江田くんは、清水さん的には悩める人のイメージがあるらしく。でもそれは少しわかる。ファンにも。悩める人、とハッキリは分からなくても、踏み切れない何か、遠慮がちで控えめな態度は、慎ましさという美も感じるけどもどかしさもあり。
その意味でありがたいなと思う役をくれた。感情を爆発させ、夢見る気持ちを歌い、それも気持ちよく歌えるソロをくれた。本の世界で星も太陽も輝く世界に飛び出すもんちゃん、というのはまさにミュージカル的幸福感に溢れててこの役と曲をありがとう！ってなる。全てのナンバーの中で1番ミュージカルらしさがあって、俯いた気分で歌い出すもんちゃんが、輝きを増していく過程、頼りにしてくれる人たちの姿、声。声の集まりがハーモニーとなって彼らがみな仲間であること、頼りあって良いことを伝える大団円！！
表情の変化もいいんだよなぁ。
だから、どの回も安定してベストな歌声を聞かせてくれたら完璧なんだ。この瞬間も歌い方について誰か教えてくれますように。江田くんが何か掴みますようにと願ってやまない。
ファンが言ってるけどこれはえだりょのバディの話でもあるんだよね。
どんな未来になってもそれはのべつまくなし。
彼らに自らの幕引きはないと思ってる。どこにいても。何してても。だから差し出されるものを楽しむだけ。
