ラストのぶんちゃん瀕死シーンで、きらちゃんの死んでしまうに全力否定して叫ぶもんちゃんが、遠吠えのように天を向いていたのと、助かったぶんちゃん見て笑顔になったもんちゃんの両目から真珠の涙がふたつこぼれるのをみて、全ての記憶が飛んだ。
江田くんが好きだーーー
大阪で見納めできました。
端っこだったけど表情のよく見える席で、最後ののべつ満喫してきた。
何がこんなに好きって、一人一人のキャラが本当にいいんだよね。そこが何より大きい。多分まだスクアッドの時は彼らのことそんなに深く知らなくて書いてくれたから、どこかまだ馴染まなかった。もちろん本人達の技量にも要因はあったと思うけど。
それが本番を共に戦っての今回、どのキャラクターもさ、知ってる知ってる！ってのとは明らかに違うのにちゃんとそれぞれにピッタリあってて、でももう見飽きたよっていうような内輪受けでもなくて、絶妙なんだよなぁ。
大岡さんの真っ直ぐ真面目な正義感。
別にこうたくんが正義感に燃えて？何かを助けたり社会をよくしようとしたり間違いを正すのを見たことがあるわけじゃない。でもいつも我々に向けてくれる言葉の端々に実直な愛を感じたり、みんなに幸せ届けますの という言葉の真っ直ぐでピュアな気持ちを受け取ったらしてるんだよね。そのキャラクターとすごく親和性が良い。
真っ直ぐだけど決して暴力的な正義を振りかざさないところがまたなんかこうたくんぽく感じる。本当のところは知らんよ？でも。
先輩に対する態度もなんか想像できちゃうのがね。コメディセンスもあって一段と引き上がった感じ。
原くんの安兵衛もいい。チャラそうで酒飲み…のようでいて、人を助けたりあなたを大切にするイマドキの(江戸時代はイマドキではないが)の武士。こういうもの、に疑問を投げかけ、美徳に惑わされない自分をしっかり持ったキャラクター。大将がやらかしたことにも冷静で、本当に頼れるヤツ。
オレかっこいいっしょ、って茶化すけど本当にかっこよくて才能がある原くんにピッタリなのだ。姿の美しさが際立つ立ち回りも衣装も完璧！
りょうたくんだけはわりと王道なキャラクター。そういう役前もやってたよねっていう感じの。1人はそういう安心感のあるキャラがいるのもいいなって思う。頭が切れる、剣も振れる、闇を抱えたムードメーカー。いつも何事にも本気で全力な亮太くんともんたを仲間に引き入れて助けたり、団子屋の存続の危機を救ったり、なんだかんだ人助けが好き。こうたくんのような正義の味方ってより、ただ団子屋ももんたのことも好きなだけじゃん？ってとこが亮太くんぽい。
江田くんもね、ちょっとソワソワ落ち着かないぐらいリアルなんだよね。悩めるもんたくん。控えめで自分が何かを成し遂げられるなんて思ってないもんたくん。江田くんに今自信がないとは思わないし、強気なことも言う。けどここまで来るまでに、それこそ歌舞伎ですのばっかりもてはやされたり、Jr.総出演にいなかったり、個人的にではなくてもグループごとないがしろにされてきたのは明らかでそんな中で年長の江田くんが何も感じなかったとは思わない。何か足りないのかなって悩んだり、歌やお芝居については経験不足なことを気にしたりしたと思うんだ。
だから勝手に江田くんのある時からの歴史を見てるような気持ちになる。あんなに気持ちよう歌えるようになって、あんなに思いっきりお芝居ができて、自分の筆で仲間を助けることができて、江田くんももんたも気持ちいいだろうなって思う。
のどは完全復活でより強くなったかな？バックに星がきらめくのと、歌詞と、江田くんのパッと笑顔に変わるところ、エモすぎる。
それで。
ぶんたと生きるもんた。だよ。
ついでに？いうと、目黒くんのチャラい徳兵衛さんもなんかハマってるよね！
