偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

前祝い

フォーリナー見納めできました。

予定通り、バースデイサプライズもあり。自分の口でサプライズやりますって言うのがかわいすぎた。

内容は全く知らなかったとのことですが、ゆるゆるムードに客席がサイリウム光らせてるのに暗闇でまったりお水飲んだりしてて終始リラックス。

ゲームもゆるゆるだったけど、キャッチボールする江田くんとか、お絵描きする江田くんとか(描いてるのが丸見えの席だった)、なかなか見れないものを見れました。

舞台の方は初めて下手から見ることができて。

かわいいシーンは割と上手寄りが多かったけど、自分の国の言葉が嫌って言われたーと泣き崩れるのとか、ご飯食べてるシーンの細かいところが全部見れて、上、上、上、上寄りセンター、下、下、ということで全方向から見れて良かったです。

何度見ても本当に楽しかって、おんなじ台詞ももう一回、二回と笑えて、本当に秀逸な舞台でした。

脚本がまず本当にいい。原作の英語も良いと思うけど、翻訳も上手いなーと。傑作はやっぱり、ハエ、そこにフンをする!かな?内容もおかしいし、はい、そんなに興奮するな、も上手い!英語版はbeeなんだよってカテコで聞いたので調べたらbees come downでbe calm down。落ち着け、で同じような意味だけど興奮するなで合わせたのが天才だなと。ハチが来るは、別に面白くもない言葉だしね。

で、役者さんたちが江田くん筆頭に上手いんだよなー。ダントツで江田くんがすごいけど、技術というより江田くんのもつキャラクターとチャーリーがピッタリハマってる!2年も前から江田くん主演で、と思ってたそうだけど、そう思うのも無理ないハマりっぷり!!

シャイで話せないところもだし、黙って話を聞いてるだけなのにみんなを癒してみんなに愛されちゃうところとか。優しい目をしてるのね、の説得力!!

それでいて、七変化っぷりも見せてくれて、有り難すぎる。

私は再演がなくても後悔ないだけ通ったと思ってるけど、まあ誰かが望むなら再演もアリだと思う。あればもちろん見に行く。けどまたこの経験で新しいことやって欲しい気持ちの方が強い。

これだけ一役の中で色んなことしたんだから、それこそなんか怪しい教組の役だってできちゃう!!

ストーブの上で信じらんないくらい色気を発してた江田くんをタップリ見るのもいいじゃん!