偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

ビリーエリオット2020

連休最後の公演はタイチビリー。これで3回目。

初めて見た時、シンフォニーの公演やお写真で見てたイメージとあまりに違って大人っぽくなっちゃったなーと思ってたのだけど、回を重ねるごとに本来の天真爛漫なかわいさが出てきた感じ!いいと思う。タイチのビリーって感じがする!

今日はなんだかお芝居もちょっと変えてきたりで、余裕が出てきた感じがした。縄跳びも完璧だし、Electricityもきれいに決まってたし、フィナーレも出だしのテンポ早かったけどフラフラせずしっかりステップ踏んでた。

素っぽいかわいさもどんどん出てきてて、Electricityのじゆうっ!で膝叩くのはもうクセかな?合格通知前の牛乳飲む時に何故か膝曲げて飲んでるのとか、しぐさがいちいち愛らしい。

そんなふうに相変わらずビリー重視だけどここ数回はストーリーとしては炭鉱夫たちを追って見ている。ジャッキーがスト破りしてからのロンドンに出発までの辺りはほぼ炭坑夫集中。プライドは捨てられない。けどプライドじゃビリーを助けられない。わかってるけど言い出せない。今はそこを噛みしめたい気分。

友人が呟いていて思い出したけどやはりタイチのビリーはどことなくコウセイビリーを思い出させる先輩リスペクトがあって好き。ソリダリティのアティテュードプロムナードの時、あご!の後ググッとさらに脚を高くあげるのや、エクスプレッシングで海老反りでリップ塗られるのを避けるのとか。

ぜーんぶひっくるめてタイチだけのビリーだけどそんなふうにチラッと見せられると記憶が蘇って嬉しくなってしまう。