偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

ピンクとグレー

いきなりネタバレだけど。

時々好きな小説にはここ!!っていう、もっとも深く心に刻まれる一文があったりする。

この小説の場合はこれでした。

僕を作ってるのは僕だけじゃないからさ

なんてリアルなんだろうって。

石田衣良の帯にあるように、シゲ先生のリアルがそこにあった。

それなのに小説として成立してて。決して私小説ではないの。