偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

SIX

を書いてなかった!!

ロンドン滞在で唯一シザーハンズ以外で見たのはこれ。やっぱり楽しいしあがるので!!

どんな席を取ってたかすっかり忘れて、劇場が変わって大きくなったという印象だけが記憶にあったから後方席かと思ったら臨場感のある2列目!

 

サントラの音に慣れてしまってたからか、こんなだっけー?というところもあったけどやはりとてもよかった。ほぼ歌だった中でも喋ってると全然分からない、ついていけない!と思ってたセリフの部分、思ったより短いな、ってのとあれから日本人で見た人も増えてストーリーやらなんやらの情報が増えたおかげでなんとなく前よりは把握できたと思う。

現場では楽しいばっかりだったけど、サントラの歌詞を改めて読み直してめちゃくちゃ泣けてしまったり。幼少期から男にモテまくってて〜なキャサリンハワードがあれは愛じゃないって気づくのとか、完全にグルーミングの話。ガールズエンパワメントな内容はほんと素晴らしいな。

前回はえ?撮影していいの?アワアワで全然対応できなかったけど今回は写真も動画もしっかり収めてきた。

 

また行けるなら見たいけど日本語版もやってくれないかなー??とよはらえりかちゃんとか良さげだよー。やるならサバーイブのキャサリンパーかな?

 

ハリポタ舞台

一般発売の初日に残席見ててむかいりハリーを見ようと思ってたけどいい席がほぼなくてやめてから何ヶ月??やっと見に行った。

 

赤坂がハリポタの世界になってて、でもやっぱりアクトシアターとサカスに変わりはなくて、久しぶりに来たから懐かしかった。

 

設定だけは把握して見に行ったのだけど、映画見てなかったらまず彼らの関係が全くわからなかっただろうなーと。今更何も説明がないからね。ビジュアルも映画に似せてるから原作しか知らないという人にも、初っぱなの大人たちが誰だかわかんないよね。名前すら呼び合わない。

私もちゃんと映画は見てなくて、何度かやってたwowowの放送を多分ほぼ全部一応見たという感じ。だから大体はわかってたからなんとかついていけたかな?

まずセリフがめちゃくちゃ早口。特にアルバスくんが早くて独特の緩急があるからまー聞き取れない。子供達の役の叫ぶようなセリフはほぼ聞きとれなかった。ギュギュッと詰め込むにしてももうちょっとどうにかしてほしい。女子トイレの嘆きのナントカさんは甲高くても早くても聞き取りやすかったなー。あの人のシーンすごく好き!身体能力もフルに使って、なおかつ映画のイメージのまま。かわいいけど怖い感じとかうまかったー。

 

前半の前半辺りまで正直何が(ストーリー的に)面白いのかさっぱりわからなかったけど、過去を変えようとして裏目裏目に出てしまい、何も起こさないのが正解って結末は良かったなー。過去を変えてどうにかするんじゃダメなんだよってことでしょ。今生きるここで、何かをなさなくては。

 

あととにかく演出、というかイリュージョンとか仕掛けとか、魔法を目の前で実現するありとあらゆる工夫は楽しかった!!電話ボックスに吸い込まれるのとか本棚に吸い込まれるのとか、別人に変身するシーンなんて、すごく良かった。ディメンター(というのね)の半透明な衣装もよいし、それに捕らえられるシーンも興味深いし、暖炉から滑り出てきたり、火を吹いたりプール作っちゃったり、本当にたくさんのしかけが次々と現れて、いやーほんと、お芝居以外のお稽古大変だったでしょうね!!

で、スコーピウスくんがホントいい子で好きだわーー。アルバスくん、あんないい友達絶対手放しちゃダメだよーって思った。

 

噂のハリポタ、ようやく見られて満足!

 

 

3rd Moment

ツアー初日見てきた。

めちゃくちゃ楽しかった!海賊がテーマってことでオープニングもそれっぽい音と赤が印象的な照明で、作り込んだセットがなくても伝えたいことがわかる、そんな始まり。

新曲のMomentは江田くん作詞、初めて添削なしでひとりで作ったそう。オープニングでは知らなかったから曲の雰囲気を把握するだけだったけどMCでその話を聞いてアンコールは歌詞に注目、いや注耳してたら終わらないストーリー・・という歌詞があって、おお!繋がってる!と。

 

前半はガシガシ踊る曲とバラードと、並ぶような構成でいつもと違う印象だった。

MCで物語があって、前半でも結構進んでるよ、と。結末もあるということで、なんとなくそういう視点で後半は見てた。

 

で、MC→えだんさーのグッズ紹介の後、例の私が大好き過ぎるシンプルお衣装で出てきた!!

からの後半のパッサーナイトからの構成がめちゃくちゃよくて、うるっと来てしまった。酒場で浮かれてる風のえだんさー達の繋ぎとか、まことちゃんとペアの今でも、いかさんとのTrust Me、ちゃろひかるとのTo the skyが特に素晴らし過ぎた!2人の女性ダンサーズの魅力を最大限活かした、短い舞台を見るような表現力に圧倒された。からの男子だけの3人のバランスがまた新鮮でかっこよくて。

ひかるくんが振付した曲があると言っていたけどまこつよ今でもかなぁ?ああいうの自分ではなかなか作らないだろうから、踊らせてくれてほんっとありがたい。なんだかんだバグズみたいな表現が好きなので、ああいうのたまらん。江田くん身体は硬そうなのに柔らかく使うのが上手だし、表情含め身体の全てを使うので、技術的にめちゃくちゃ優れてるわけではないのにとても良いんだよなぁ。

マクベスの魔女みたいな、黒ずきんちゃんいかさんがまた怪しげでかっこよくて、翻弄される江田くんとの絡みが素晴らしくて。

 

この辺りで私は勝手にストーリーを作ってみたりした。

まことちゃん演じる最愛の人は今はもうこの世にいないか、会わす顔がないくらい傷付けて会えなくなったかで、自暴自棄になった江田くん演じる主人公は荒れて海賊船に乗り込み暴れてみるも、どっかの島に流れ着いて酒場ではしゃぎまくっても、ふとした時にあのひとのことを思い出してしまう、そんな時現れた魔女に呪いの言葉をかけられるんだけど逆にそれが思いを断ち切りじんせいやり直すきっかけとなり…的な笑

 

そしてアンコール。

ファンに喜んで欲しくてあちこちに突いて許可をもらったと言って、歌ったのが宇宙Sixの時に舞台で作ってもらったSHINE。

タイトルも曲もパッと浮かばなかった私、どこで聞いたのだっけ6、victory、、、宇宙さんか!と反応遅くてごめん。聴きながらやたら目黒くんのことが過ったのはそういうことか。

 

夜はダブルアンコでまだ歌ってない曲あるよねーと恋空?で終わりかと思ったらone wayかな?

旗振ったらにゃーにゃー歌ったりも楽しかったし、MC後のベストオブベストな演出とお衣装(また来た!ダンサーの衣装)のとこ、足元までしっかり見れたし、満足だった。

やっぱりもうちょっとツアーは頑張って大阪でも福岡でも行くべきだったなーとちょっぴり後悔。

まあでも東京を楽しみに生きる!

 

テンペスト2回目

今日は席が近くて生の声がよく聞こえたからか、マイクはそこまで気にならなかったけど、前回はマイクいらないのでは?というくらい音量大きくて、ちょいちょい違和感あったんだよねー。

 

さて2回目。

ご子息の中の人(役名も役者名も覚えられない)が動ける人とわかったのでダンスの時は基本彼を見ることに。うんうん、好きだわ。で、萩ちゃんが来たら見る!役的に他のメンバーとは別に出てくるので両方見る時間があるのはありがたい。

 

やっぱり今回はゲスト出演たちに目がいってしまうね。しょーごさんも近くでちゃんと見れて良かった。すごいメイクだけども。

ひろきくんはやっぱり声が良き。ゲキの時とランの時と。エアリアルがしゅんっとおとなしい時と反旗を翻す時と。表情も豊かで、雑誌で見るフワッと穏やかな人のイメージと全く違って、人違いかもしれない…。天才役者の役だもんな!

もう1人の天才役者がはぎちゃん。彼も良き。ホント、こういうお芝居に出られるようになって、やめて良かったねと思う。もう今となっては尚更。

ダンスもきれいだしお姿も良いし。

あ、きれいといえばひろきくんのダンスはフワッとしてるのだけど手先がまあ美しい!それでカゴツルベやるわけよ、最高じゃん。

ネバーランドはちゃんと台本にネバーランドってわかりやすく書いてあった。カゴツルベは社中との出会いだし(見たのは社中の公演ではないけど)、ネバーランド青山円形劇場の数少ない思い出。完全な円形ステージで見たのも唯一。

 

パワハラ演出家は流石にどうかと思うけど(あんな奴許すなよ、裁判だ裁判!ってかあんな酷くてよく心を入れ替えたな。とは思う)、お芝居してる友人に見て欲しいやつ!

はい、私もチケットというよりも時間と体験を買ってる人間だよ。楽しい!幸せ!ばかりの作品じゃない時もあるけど社会を知ることは良い体験だし、それが好き。

 

で、夏の夜の夢やるんだよね?別に30周年まで引っ張らなくてもいいよー。

トッツィー

映画が好きだったから決まって絶対見たいと思っていたミュージカル。想像通りとても面白かった!

設定は現代になっていて、映画の細かいところは覚えてないけどストーリーも現代に合った視点で描かれていた。

男の時のマイケルと女装のドロシー、全く同じ展開になるところがあるんだけど、男は男の話は聞かないのに、女は女の話を聞くんだ…と言うシーンで。そんなこと思って見てたら、後の方のシーンでマイケルが女は女の話を聞くんだって言う台詞があるの。それでやっぱり意図的なんだと思った。

男が女装して女の仕事を奪うだとか、ドロシーにしかわからないことがある(適度な距離を保つための女の苦労とか)とか、そう言うセリフがちょこちょこある。

 

いくさぶろーは前にプリシラを見たことがあるのだけど、あの時はリップシンクのドラアグクイーンだったけど、今回は役の本人しっかり歌うので、歌はかなり満喫できた。一応女性設定で舞台に立って歌うから、ファルセットの高音とかすごくていやぁ酔いました!

 

あと大奥で良かった愛希れいかさん、とても良い!!ドロシーが女装だけに女らしさをわかりやすく出してるのに対して、低い声でかわいこぶらずに行動するその姿がいい対比で良き。

サンディが雑だけどいかにも女の子なのもやっぱり対比があっていいな。サンディと言えば最初のソロのナンバーはいつ息継ぎしてるの??というくらい途切れない歌ですごかった。酸欠になりそうな曲。他のナンバーも曲調のバリエーションもあって、楽しかった。

 

ダンサーだけのショーシーンが何度もあったり、目にも楽しくて。あいりくんもしっかり見てきた。てるいさん、ビリーでは若いなぁって感じだけどこちらではベテラン感あったな。

 

偶然にも昨日今日と役者が役者の役をやる舞台を立て続けに見ることになった。もう一度見たいくらい良き舞台だった。

テンペスト

これ演劇人にたまらんやつなんだろうなーというのが全体的な感想。とにかく社中らしい熱さだった。お芝居の楽しさを社中で覚えたって若手もいるからその人にとってもきっと力の入る演目だったんだろうな。

 

私と言えば、割と初っ端から突然のカゴツルベに突然のネバーランドで感情が昂ってしまい、ほぼそこがピーク。だって社中さん他にたくさんお芝居作ってるのに選んだたった2つがこれってさ…。

カゴツルベは、社中のは見てないけど(今思えば見たかったよ、堀池さんいなくなるなんて)社中との出会いだし、ネバーランドは今は亡き(あるけど)青山円形劇場の数少なすぎる思い出。完全円形で使うのは唯一の思い出。昂るに決まってる!

そして萩ちゃんがとてもいい役で、とてもいい役者で出てて感慨深かった。前回の思い出Anotherだよ?何年前よ?島の…あれ。ね。

ど勘違いしてた。いつもどっちがどっちかわからなくなるW美鈴木。

エアリアル拡樹くん。ホントああいうのハマるよねえ。お顔がきれいすぎるのもなんか超越してるし、イケメン声と毒っけのある声の使い分け切り替えがまた良かった。ふざけてるのにちょっと怖いみたいな感じがとてもいい。そうだ、お嬢吉三か。今思うと、少なくても私が見てきた彼のイメージでもの言うと、リトルショップオブホラーズの役って異色じゃない?すごく良い役だけど、普通のいい人なんだもん。

矢崎くんも久しぶり?なんでか思い出すのはドッグファイトばかりなのだけど、他にも見てるよね?私。正統派の役って感じでこちらもぴったり!

あと若手くんの役の子が動けるしかわいいし誰なんだー?と思ってたら刀剣の子だと。なんだ、社中見てると刀剣に当たるな!この前のこうしんまるくんもだよね?こうしんまるだっけ?名前。

そして消去法であの青いくちびるが勝吾くんか!良き感じだけど誰なんやーと思ってたらルパンじゃん。次ちゃんと見る。ごめん。

 

内容的にもどストレートに演劇ラブだし25年の軌跡なんだけど、見ながら色々連想してしまって。

まず真っ先に亡くなったメンバーというのがすぐに第三舞台を連想したんだよね。あちらもこちらも早稲田ってのは知ってたし、毛利さん私と世代一緒だからわかるのよ、好きだったか知らんけど気にしていたことは。

であとで調べたらまさかのバイク事故だったという…そのまんまじゃん!っていう。

あとは劇団の話ってことでモダンスイマーズのビリーを思い出したんだよね。あれもなんか危機的状況だったので。毛色は違いすぎるんだけど、なんか最後諦めない感じとか。

ああ第三舞台でいうと、解散復活公演も思い出した。劇団を続けるってことを劇団員ではなく外部の若手役者に言わせてるところが、あの時の高橋一生の役みたいで。若手が次を担うあの感じ。

劇団員がいまたさん以外が割と後ろに控えてた感じも、自分達の記念公演なのに、伝えるって感じがした。

それで最後に30周年の夏の夜の夢とか言うからこれは見たいぞーってなったので、あと5年後なんて言わずやってください。

 

Edward Scissorhandsラスト

ラスト2回見てきた。マチネがリアムだと思ってたからホントのラストがリアムで締められて良かった。初めてのfirst circleからだったけど、遠くても、遠いから余計にきれいだなーとか切ないが伝わった。時々でも表情も見たくてオペラグラスを構えたけど。最後はもう一度アシュリーとのペアも嬉しかった。

 

マチネ、キャストボードを見ずに座ってしまい、脚だけでわかるかなーーと不安だったけど、ニョキっと出たサイズ感がなんか小さい…で、全身出てきたらやはりリアムではなかった。イブニングで改めてリアムデカい!って。舞台映えがするよねぇ。華奢なイメージはいまだにあるけど、シザーハンズの衣装って革を縫い合わせた設定なのか結構厚くてより大きく見える。

マチネもstallsの後ろの方だったので引きで色々また新しい発見があった。アンサンブルはちょこちょこ色んなことしてるから追いきれないんだよね。あと人によってもちょっと違うので、見逃してたのか、やってないのかわからないことも。

 

リアムとアシュリーの雪降る中のダンスはうっとりしちゃうのは、技術のせいなのか馴染んでるからなのか。流れるようなリフトと、あくまでアシュリーを引き立たせながらちゃんと自分も見せてくるリアムが良いんだよなぁ。

 

ストーリー的にはちょっと甘ったる過ぎてそこまでハマらなかったけど、そうは言ってもやっぱり楽しくて引き込まれて見て良かったと思う。

 

次にリアムを見るのはいつどこでになるんだろ。

出来ればRed Shoesワールドツアーを仕切り直して日本でやって欲しい。連休取ります!!