これ演劇人にたまらんやつなんだろうなーというのが全体的な感想。とにかく社中らしい熱さだった。お芝居の楽しさを社中で覚えたって若手もいるからその人にとってもきっと力の入る演目だったんだろうな。
私と言えば、割と初っ端から突然のカゴツルベに突然のネバーランドで感情が昂ってしまい、ほぼそこがピーク。だって社中さん他にたくさんお芝居作ってるのに選んだたった2つがこれってさ…。
カゴツルベは、社中のは見てないけど(今思えば見たかったよ、堀池さんいなくなるなんて)社中との出会いだし、ネバーランドは今は亡き(あるけど)青山円形劇場の数少なすぎる思い出。完全円形で使うのは唯一の思い出。昂るに決まってる!
そして萩ちゃんがとてもいい役で、とてもいい役者で出てて感慨深かった。前回の思い出Anotherだよ?何年前よ?島の…あれ。ね。
ど勘違いしてた。いつもどっちがどっちかわからなくなるW美鈴木。
エアリアル拡樹くん。ホントああいうのハマるよねえ。お顔がきれいすぎるのもなんか超越してるし、イケメン声と毒っけのある声の使い分け切り替えがまた良かった。ふざけてるのにちょっと怖いみたいな感じがとてもいい。そうだ、お嬢吉三か。今思うと、少なくても私が見てきた彼のイメージでもの言うと、リトルショップオブホラーズの役って異色じゃない?すごく良い役だけど、普通のいい人なんだもん。
矢崎くんも久しぶり?なんでか思い出すのはドッグファイトばかりなのだけど、他にも見てるよね?私。正統派の役って感じでこちらもぴったり!
あと若手くんの役の子が動けるしかわいいし誰なんだー?と思ってたら刀剣の子だと。なんだ、社中見てると刀剣に当たるな!この前のこうしんまるくんもだよね?こうしんまるだっけ?名前。
そして消去法であの青いくちびるが勝吾くんか!良き感じだけど誰なんやーと思ってたらルパンじゃん。次ちゃんと見る。ごめん。
内容的にもどストレートに演劇ラブだし25年の軌跡なんだけど、見ながら色々連想してしまって。
まず真っ先に亡くなったメンバーというのがすぐに第三舞台を連想したんだよね。あちらもこちらも早稲田ってのは知ってたし、毛利さん私と世代一緒だからわかるのよ、好きだったか知らんけど気にしていたことは。
であとで調べたらまさかのバイク事故だったという…そのまんまじゃん!っていう。
あとは劇団の話ってことでモダンスイマーズのビリーを思い出したんだよね。あれもなんか危機的状況だったので。毛色は違いすぎるんだけど、なんか最後諦めない感じとか。
ああ第三舞台でいうと、解散復活公演も思い出した。劇団を続けるってことを劇団員ではなく外部の若手役者に言わせてるところが、あの時の高橋一生の役みたいで。若手が次を担うあの感じ。
劇団員がいまたさん以外が割と後ろに控えてた感じも、自分達の記念公演なのに、伝えるって感じがした。
それで最後に30周年の夏の夜の夢とか言うからこれは見たいぞーってなったので、あと5年後なんて言わずやってください。