去年の出逢いから1年。
実はちょっとだけ心配だった。。。
天守物語もカゴツルベも、和で切なくてってストーリーでまさに私好みだったけど、その他の作品を調べてみると割とファンタジー系な感じだったから。
ファンタジー苦手だし、それに劇団にハマるのは某劇団で懲りてる。
どれを見ても同じストーリー展開と似たような登場人物、おまけに演じる方も同じキャラクターばっかり。
それが劇団と言うものだとなんとなく感じてしまって、抵抗があったんです。
だけど、面白かったよー!!
まじめになりそうになると笑いが入る。
そのさじ加減がね、嫌いじゃないなーーって思った。
天守物語の時は笑わせるシーンが実はイマイチ好きになれなかったんだよね。
私が社中を好きになったから面白かったのかもしれないけど。
私の唯一の知識が去年見たハセジュンのハムレット?なので、ちょこちょこ思い出したよねー。
けどどっちも基本ストーリーは一緒だったから、ものすごくアレンジしてたわけじゃないとわかる。
つづーらさんは図書さまとは全く違う旅役者の役!!
もうね、全然図書さまがいなかった!!
それ見てこの劇団は付いて行ってもいいかもしれないって思ったね。
そこはかとないうさん臭さを漂わせて、ハムレット役をやってた(あ、ハムレット役をやる旅役者を)
期待の堀池さんはハムレットの親友、ホレイシオ。
1人おふざけしないまじめな役。
そして切なさをまた纏っていてやっぱりこの人いいわ〜って思いました。
それでカゴツルベDVDを買ったよね♪
しゅえんのハムレットは客演かな?
イマドキのかわいいイケメンくんで、でもすごいよかったよ。
あのかわいさ、無邪気さがあってこそ「愛したい」って台詞がジーンって来る。
みんなでシアワセになりたいって台詞にホロリときちゃう。
ハセジュンの時にお笑い芸人が日替わりでやってたローゼンクランツとギルテンスターンはありそさんと、マッシューって外国の血が入った?役者さん。
ハムレットはデンマークってことで、その役者さんが片言の日本語でデンマークから見ての外国人をやってる。
これがメチャクチャおかしかった!!
しかも日本人設定なの。
日本人設定なのになんか外国語訛りな日本語をしゃべってて。
つまり舞台上ではデンマーク人がデンマークの言葉を(何語が公用語なの?)流暢に喋る設定で、日本人の彼は片言になってるわけ。
日本で上演してるから、流暢なデンマーク語はつまり流暢な日本語として聞こえて、片言のデンマーク語は片言の日本語。説明するとつまんないね。
ベースがハムレットで、その中の旅芸人の物語も同時進行してる感じ。
叔父の裏切りを暴くために旅役者に王殺害の物語を演じさせる、その旅役者たち。
それが最後は死んだハムレットを成仏させるために親友ホレイシオに残した遺言通り、ハムレットの悲劇を伝える舞台を打つっていうのが大筋かな。
ハムレットには父の亡霊どころか死んだ人全員の亡霊が見えてて、そして旅芸人の1人もその亡霊が見える。
ハムレットのストーリーの中に、亡霊の世界と、旅役者の話がそれぞれ入ってる感じの3重構造。
ホント、笑うトコいっぱいで楽しかった!
幸い、図書さま〜〜[emoji:i-175][emoji:i-175][emoji:i-175]って感じの役はなかったので1回で満足だったけどね。
次も楽しそうなストーリーだけど何しろ8月なので。
BUGSがまだ8月に仕掛けてきそうだし、滝ソロもまだだし、ニュースはもう夏はないのかなって感じだけどこれ以上多分詰め込めない。
それに社中見る余裕あるならスリルミー探したい気持ちもある。
はー。
ホント限界メーター振り切ってるよー><