偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

映画鑑賞

ボクイモ、見てきました。

基本、ラブストーリーに全く興味ないのですが、出てるからしょうがない。

パンフレットや予告はキレイ映像だったし、と割り切って行きました。

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(あくまで私の個人的感想)

(共感できない方もいっぱいいると思いますけども)

うわさどおり、ワンシーンが長くて疲れました・・・。

引きの画が多くて長回しばっかり。

時々使うのは効果的だけど、全部この調子だとメリハリがなくってグッタリ。

じゅんちゃんを堪能するほどキレイシーンもなく。

屋上で片膝立てて座って風に吹かれてる数秒と、最後のおんぶシーンぐらい。

しかも平岡くんをあんなブサキモキャラに使うなんてヒドい(苦笑)

原作は知りませんが、どうしてもあの脚本でやるなら、あの演出では生々しすぎる。

監督は実写だと生々しいので「そういう」シーンは入れなかったとおっしゃってました。

でもあの撮り方はドキュメンタリーを見てるようでやっぱり生々しく、不道徳さへの嫌悪感を強めてしまいます。

どうせなら東京タワーのように音楽も映像もキレイキレイでファンタジーにした方が抵抗なく見れたんじゃないかな?

逆にあの撮り方にこだわるなら、もっともっと不道徳感を出して友達にも家族にも理解されないやるせなさとか切なさを出したらよかったのに。

(原作とは別物になっちゃうのだろうけど)

昔見た、tokyo.soraという映画がドキュメンタリーっぽく撮っていて、まさに生々しい切なさのある映画だったのですが、あれはよかった。

あんなふうなら近親相姦に対して、いいとは思わなくても理解を示すくらいには寄り添えた気がします。

生意気ですが、そんな感想です。