なんの期待もなく行ったパディントンがめちゃくちゃ面白くて2回目見てきちゃった。
そしてトムホの白鯨…も!
なんだかまだ小僧って感じでかわいかったなぁ。
あとなんとなく役者として求められてる方向性っていうかジャンルがニノっぽいなーと思った。
トムもアッサリ顔で若く見えるし、泣かせたくなるし、小柄で華奢で、かわいくて。
で、パディントン。
何がいいってファニーなところとハートウォーミングな所のバランスがいい。
押し付けがましい感じが全然ないのにいいこと言ってるし、パディントンが紳士なわりにやることめちゃくちゃだったり。
道行く人(ホーム行く人)は冷たいのにブラウン家は優しい。
超リアルなクマが出てくるのにちゃんとファンタジー。
誰もクマやクマが喋ることに極端に驚かないのもファンタジーって見せてるから成立しちゃう。
それに一役買ってるのがあのドールハウス。
あれがすごく効いてて、何かおかしなことが起きても気持ち悪くならないんだよね。
だってドールハウスの中のお話でしょ?って思えるから。
そう、人々の熊への反応が本当いいさじ加減だな〜って思う。
移民問題を扱ってもいる説があるようなので、そういう意味で熊への警戒の程度ってまさにそのくらいの感じ。
猛獣がいるんじゃなくて同じ人なんだけど文化も言葉も違う人がやってきた時の警戒心って感じ。
熊探しする時に特徴を一通り伝えたら、それだけじゃわからないって言われちゃうあのセンスがね!
すっごい私好みです。
ロンドンの街並みや建物、ブラウン家のインテリアも素敵だし目にも楽しい。
なぜかラテンな音楽が使われててその度にとってもシュールな雰囲気でストリートミュージシャンが映る。←この辺も移民(というか連れてこられた方?)絡みらしい
ストーリー展開もどうってことないし、なんなら誰かが書いてたけど見たことあるストーリーらしいです。
でも似たような(いやそっくりって言っても別にいいですよ)ストーリーの映画を見るなら、私はそっちじゃなくてこっちを見たいしストーリーが同じだからって同じように楽しいかは別の話。
私はこれが好き。このセンスが好き。
だからついつい2回見ちゃったってことです。
いやしかし。
何が一番衝撃的だったかって、耳垢((((;゚Д゚)))))))
おぞましすぎる!!!!