偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

光画楼喜譚

社中さん見てきた。

写真館の話という程度しか把握しておらず、始まる前のセットを見て、遺影みたいだな、写真立てを乗せてある台はお骨みたいだな、と思って、そういや葬式の祭壇みたいなセットだなと。

そんなこと思いながら、始まったら骸骨でメキシコだなんていうからおお!リメンバーミー(見てないけど)じゃん、盆じゃん!と思ったら本当に盆のような話だった。

諦めない繰り返しという点ではいつもの社中っぽいけど、全体的な印象としてはけっこう新鮮だった。実際の日本の東京の中野の話なので衣装がファンタジーじゃないし、ヘアメイクもリアル。

 

けっこうなんてことないストーリーなんだけど全力の茶番劇とかなんだかんだ役者のパワーで楽しかった。でもふと帰り道、こういう家族のお話って今どき見る人が見たら全く楽しめないんじゃないかなーとか思ったり。最後娘として出てくると思わなかったから、そこも家族かーと思うとちょっとね。

 

いやしかし全力茶番って面白いのな!!