偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

コクーン歌舞伎

夏祭浪花鑑を見てきた。

串田さんの夏祭・・は映像でも生でも見てるけど、コクーン歌舞伎を見るのは初めて。なのでいつもの雰囲気がどんな感じなのか知らないけど、満喫したとは言い切れないからまた別の機会に行かなくては。


串田さんの夏祭、1番好きなシーンは舅殺しの後の祭りシーンだなあと思った。人の生きるエネルギーに感動してしまう。これは映像では味わえない体験。

ちなみに2番目に好きなシーンは小さいおうちたちのシーン。でも2階からは隠れてるの見えちゃうのね。え?いたの??って驚きが好き。

途中の人形芝居が生身に戻るとこも楽しい。

このお芝居、例えば助六みたいに見目麗しい華やかなシーン(衣装やセットがキラキラ)はないのにすごく華のあるお芝居だと思う。

団七の着てる市松がパリッと清々しくてよい。


相変わらず勘九郎さんはお父さんに声がよく似てて、ずっとではないけどときどき混乱する。


うわさの松也のお辰さん、たしかに熟した色気がすごかった。七之助の時の若い娘が気を張って意地張ってる感じじゃなくて、余裕があって諭すような、ベテラン感あった。


フェイクスピアとダブルブッキングしちゃってどうなることかと思ったけど、リセールシステムに助けられたな。気をつけなくちゃ。