偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

見納め

また青山に行ってきました。

最初に見たよりよくなってました。

以下隠します。

仕事を選びなさいと言われ「なんでもいい」と所長に言うシーン。

最初の2回はコリンはイライラして答えていたのが、今日見た時は投げやりというか、もっと無関心な言い回しになっていた。

私はこっちの方がしっくりくる。

まだこの時は出所して人生をやり直そうという気もなければ、頑張ったってどうせダメという苛立ちもなく「誰かが殺してくれればいい」と、人生を放棄していたから。

初めてファーガスと出会うシーン。

「1人がいい」と訴える台詞がどうも言いづらそうで感情が見えなかったのがすごくよくなってた。でもやっぱりこの台詞は言いづらそう。。。

コリンの告白シーン。

初めて見た時はファーガスの暖かさにウルウルしてしまったが、次に見た時の相葉くんがすごくよくてコリンの辛さが伝わってきて泣けてしまった。

好みの問題だけど、私はガーーッと感情を爆発させる演出よりこういう押さえ気味の方が好き。だからぷーがちょっと苦手なんだよね。

火事のシーン。

ほんのちょっとのシーンだけど、すごくせつない。

誰もあの庭をいいと思っていなくても、それぞれが自分の希望や誇りを感じていた庭。

実はあとで火をつけたのは・・と告白があるけどよくよく考えるとちょっと展開がおかしい。自分でやったのにあんなに気持ちを挫かれるなんてさ。

そしてやっぱり最後の庭作りのシーンは最高です!!!

ハッピーに溢れてる!!!

生演奏が一掃引き立てていて、楽しいシーンです。

コンテストで結果発表されて…そのあとだったかなぁ?

照明が一段と明るくなるシーンがあって。

プリムローズに「落ち込んでないのね。」って言われてるあたりかな?

コリンの晴れやかな気持ちとリンクしてて文字通り、眩しかった。

こうやって感情を見せる演出もあるのかと思いました。

追記

この照明のシーンはファーガス人形とコリン、2人だけのシーンだったかも。

色温度の高い白っぽい照明で、今思うとちょっと天国のイメージなのかなぁ?

初めて見たときわかってなかったけど「火葬はいいよなぁ」と言ったファーガスの言葉はここに繋がるんだね。

白い照明の効果もあいまって静謐なシーンでした。

相葉くんの優しさと繊細さとハッピーオーラを活かしたステキな舞台でした。

最後まで成功を祈ってます!!!