偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

Dog Fight

好きな舞台だった!増やして間違いなし!

口は汚くて、性欲のままに、横柄で気が短い、そんなバカばっかりなんだけど切なくてキュンキュンして、残酷で…。

ベトナム戦争に行くんだったんだね。

パレードだ、俺たちはヒーローだ!って1幕で歌ってるのに帰ってきたら「パレードもない」

あの国の戦争に対する考えは理解できないのだけども、おバカで単純な男子たちのお気楽さと現実。

そんなものまで描いてて好感持てた。お気楽なところまででは終わらない。タトゥーなんかよりもっとずっと恐ろしい現実がある。

1度結末を知ってからまた見ると、1幕のローズの呪詛が泣けて泣けて。酷いことをされて反射的に言った捨台詞だけど、事実2人は戦死してしまう。そのことに触れるシーンはないんだけど、「誰だって信じてきた」いい子なローズのことだから、ものすごく後悔したんじゃないかななんて思うのです。

でもね。

結局女は強いなぁというのをラストシーンで感じたよね。おかえりを言う包容力。

屋良さんはとにかくかわいらしくて。

エマちゃんとピッタリだったなぁ!

特にローズの部屋でのシーンは身悶えするほどかわいかった!下着姿でベッドにちょこんと座って待ってるエディ( ´▽`) キスしようとして上手くいかなくてもどかしい感じとか、かわいらしすぎる2人の恋に涙が出ちゃった。

歌がまた上手くなっててビックリした。まず間違いなくソングライターズの影響はあると思う。あんな歌い手と相方役をして刺激を受けないわけがないから。その時もその後も努力したんだろうな。

エマちゃんとはSHOCKのヤラとリカの関係。

なんだか変な感じだよね。

エマちゃんの1幕のハシャギっぷりはホントかわいくてワンダフォー!Oh my gosh!!って言いながら着ていく服を選んでるのもかわいいし、それなのに歩き方とか姿勢とか、イケテナイ女の子を上手く表現してて。

1幕ラストの笑えるわ…笑えないの曲もそこだけ聞いても沁みてしまう。

文ちゃん、末様はもう羨ましくて仕方ないね。いいな、あんな舞台に出られて。あんな風にしてちょっとずつあの子達も外部の舞台に出られたらいいのに。必ずしも最初から主演じゃなくたっていい。呼んでもらえるアンサンブルになることだって1つの道。

マサくんは安定のマサくん!

やはりダンスは手足が長くて美しい。

下手辺りで片足後ろにあげて反転するジャンプ、あれ好きなんだけど惚れ惚れするね!屋良さんとも何回め?さらにまたジャニっこたちに囲まれて、いい先輩してるのかな?

ダンスもたくさん楽しめて男の子達がかわいくて切なくて女たちはしたたかでかっこ良くて。

いい舞台に出会えました。