偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

ここまで旅してきたんだ♬

あらしの展示会に行ってきました。

とってもいい展示会でした。内容も良かったけど、初期FREE STYLEの時みたいな混雑もなく、会場内もひとつひとつこじんまりといい規模で誰かが陣取って動かないなんてこともない(しづらい)作りになってて、グッズもゆったり見れて迷ったりじっくり手にとってみたりできて、嵐とスタッフさん、みんなで色々考えて作ってくれたんだなぁと思いました。会員限定、当たるのは1度だけ、これで見たい人みんな見れるといいな。

内容というと

15分おきに時間が区切られてて、なおかつ8人くらいずつの案内で。すごくコントロールされてるなぁと思ったら、まず最初のコーナーが映像でした。

小さな四角い部屋の4面にスクリーン。

10人入ったら映像が見れない、そんなこじんまりさ。ここで自然と人の動きをコントロールしてて素晴らしかった。ここは一度見たら次の部屋に案内される仕組みで何度も見ようと居座ったりできない。さすがです!

その前にまず入り口を入ると、森の中のセットが作られていて、片面にあのアクスタの5人の写真が!やけに解像度が高くてそれだけで笑える。

ひとつ入るとまた通路で、そこは木と岩リアルなセットに立て札があり、旅の始まりを告げます。鳥の鳴き声が流れててアトラクションのようなワクワク感もよかったです。案内するおねーさんもちょっとお芝居入ってて、単なる注意事項するだけじゃないところがいい。

その後定点観察写真のコーナー、衣装展示、5×20パンフ撮影、個人プロデュースのコーナーと、それぞれ部屋が限られていて本当に良くある美術展のような感じ。

最初の小部屋での映像。これがほんとすごかった!!めちゃくちゃ楽しくてかわいくて好き!!5×20の撮影オフ?だったのかな?砂浜でリラックスするにの、しょうさん、じゅんちゃんの、巨大映像!!一面ずつ3面にデカデカと!近いでしょー?とか言ってる!!かわいい!!で、残りの1面の遠くでなんか遊んでる2人の姿。3人に呼ばれて走ってくるんだけど臨場感以上の臨場感?!きゃー!来たー!!ってなるやつです。おまけに勢い余ったあいばさんが砂浜の砂をカメラにズシャーッと飛ばす。滑り込み!この迫力に思わず声出て避けました、私。なにこれ?むちゃくちゃ楽しい!

映像が巨大なので、すごい、近いんです。体感が。嵐に囲まれてるよ、我々!

で、会話の流れで次のコーナーはこっちだよー!こっちこっち!ってある方向をみんなで指し示さんだけど、それは部屋の出口でした。

あまりの臨場感と楽しさに、部屋に入った時確認した出口の扉の存在を忘れてしまった。なんかいちいちうまい。

4面映像はちゃんと前から流れてきた映像が両サイドの面を移動して真正面の面に流れてくんですよ。映像って楽しいね!ちょっと酔いそうになりました。

はー。最高だった!

そして案内されるままに次の部屋へ。

楽屋写真

定点観測ということで楽屋のリラックスした表情のあらしたちがとにかくいい顔しててみんなかわいくてあの写真売ってくれー!になった。大野さんなんて最近構えると全部おんなじ顔で購買意欲そそらないのに、すっごくいい顔してる。気を抜いてぼーっとしてるのもかわいらしいし。スイーツ部や筋トレ部の活動っぽい写真もあって顔が緩みがち。

衣装展示コーナーは、スケスケ、バラ5×20、ゴールド5×10? 色気違いなやつ、黒ベースの。スケスケ以外は最近の衣装だった。ちゃんと出来てて感心です。あとジャケットで五分袖(肘上)なんてのがあって、こんなのあったー?!って思ったのだけど、勝手に袖まくってるイメージで見てたのかも。服としてちょっと珍しいよね。

ピカンチ写真

岡本さんの、素敵なコメントとともに白黒の、あの頃の写真が並んでました。臆病(←この言葉ではなかったかも)なことを隠そうとして隠しきれなくて、結局みんなでそれを笑っちゃうとある相葉さんへの言葉がらしくてほっこりしたな。あと何事にも無頓着なのになんでも出来ちゃう大野さんとか。早く大人になりたくて懐いてくる潤ちゃんとか。あと…忘れたけど、岡本さん、本質を捉えるのが上手い。さすが役者だなぁと思ったり。

5×20撮影動画。セレブのパーティですって。

その後にその時撮った写真が美術館みたいな額装で飾られてる一面があって、私はバッキンガム宮殿を思い出しました。チャールズ皇太子のコーナーで見た感じに似てて。

そのまま、写真をクリップでズラーっと並べたコーナーがあり、(旅の思い出に浸るようなイメージが湧く)、ポストカード売り場のような飾り棚と、よくあるクルクル回るカードスタンドに、その時の写真がポストカードになってたくさん置いてあるのは、旅の最後にお土産を買うような気持ち誘う、こういう作り込みが素晴らしくて楽しかった。私にこういう才能があったら違う仕事してたかもなーと、昔苦労してやった学校の課題を思い出した。

ってか、そのポストカードも売ってください!!

その後にあったのかな?会報撮影の諸々ということで、スノードームや、箱根再び(すまん、会報読んでない)のときの写真や、お皿の展示があった。あと10周年で当選者にのみ送られた全員のサイン入り色紙(シリアルナンバー入り)の5000番が!今じゃそんなものがプレゼントされたことすら知らない人も多いよね、きっと。

原画展コーナーでは、グッズのインチキミッキー、大野さんの似顔絵、あと新聞広告になった、嵐メンによる映像化の原作者がその人を描いた時の絵が飾られてた。大野さんだけなんだかかわいくもなくて不憫(^^;;

各メンバー個人企画の部屋の前だったか、途中だったか、5×20の歌詞が壁にキラキラの立体的な文字で展示されてた。メロディを思い出しながらゆっくり進むから、またここでうまいこと一箇所に詰まらないような流れを作ってて秀逸。→ということはやはり個人コーナーの手前かな?

そんなわけで各個人のコーナーは狭いお部屋だったけどわりとスムーズに流れてた。とにかくいろいろがよく練られていて、いつだったか酷いことになってた某エキシビションのテレビの前で動画撮影を延々してる人に阻まれ永遠に動画が見れない!というようなのがなく素晴らしい。もちろん撮影禁止にすればいいんだけど、禁止にしなくてもあのテレビ前に陣取って永遠に見てる自分本位なファンは避けられないからね。そもそもあんな低いところにあんな小さい画面で流さなければいいっていう、デザインの面で解決してるのが本当に素晴らしかった。人が一箇所にたまらないように出来てるんだもの!!

グッドデザイン賞だよ!

大野部屋

アートがテーマということで、FREE STYLE大阪でのみ展示したという自画像が飾られてました。存在すら知らなかったから嬉しい。その時の画材や道具も展示してありました。それと、ライブの振り付けを1人で音楽聴きながら黙々と考えてる動画。これ、ファンが見たいと思ってという理由で選んでるんだけど、本当こんな心が通じると思わなかったってくらいいい映像だった。流石に2周見ちゃったよ。ちょっとステップ踏むだけでめちゃくちゃかっこいいし、悩みつつやってるそのまんま映してるから、すごい渋い顔してたりね。素のままのアーティストの顔なんだよ。カッコいい♡

櫻井部屋

リリックを作ってる現場の感じを見せたいとのことで、こちらも創作現場の展示。といってもこちらは本人の映像ではなくリリックをよく作っているという翔さんのうちのリビングの壁の一面を再現!テレビが真ん中にあって周りの飾り棚に、スノードームコレクション、嵐ジェットミニチュア、友達との写真、GQの盾?なんかの盾など。スノードームコレクションには笑った!本当にある!って。そんなわけでただいま翔さんちのリビングの壁は空っぽだそうです。

そして反対側の壁に翔さんの文字でリリック推敲している動画がスライドのように映る。ourをmy treasure numberに変えたりと、言葉を試行錯誤してる過程をチラ見できる。創作現場見せてくれるのって嬉しいね。

相葉部屋

相葉さんらしいホッコリコーナーは、本当は現物持って来たかったという愛車、重すぎて倒れたらみんなが起こせないから(この理由付けが素敵だね)壁にバイクの絵、自宅や実家から持ってきたお宝(嵐ジェットミニチュア(←翔さんと被ってて笑う!)、ベストジーニストは3年連続でもらったけど一つだけ持ってきたと、大野さん作のジーンズ(なんだっけこれ…知ってるような知らないような)、いろいろ番組などのTシャツ、キャップ。子供の頃の写真コーナーにはワンコも!見たことないキャワな写真が何枚もあった(^ ^)

ニノ部屋

いろんな賞のトロフィーや賞状をもらったのをみんなに見せたいと。で、トロフィーなんかはみんなにどんどん触ってもらいたい、その方が賞も喜ぶ!みたいなことが書いてあって、でも時間の都合によりひとつだけ触れるようにしました、と。係員のおねーさんが警備する中、ポツンと日本アカデミー賞のトロフィーが置いてあり、こちらも並んだらとかなく、触れました。とりあえず重みを知っておこうと持ち上げてみたら20センチぐらいのものなのにめちゃ重かった。しかも、私、その映画見てないんだなー(^^;; 見たかったんだけどね、母と暮せば。

松本部屋

こちらも創作現場の展示です!ありがとう!!

そりゃ御察しの通り、コンサートが1番好きで、作ってるところ見てみたいです!わかってらっしゃる。

映像と写真と現物の展示があり、映像はコンサートリハ。それも動きというよりステージ演出のチェックかな?会場がアリーナっぽかったけど、丸のペンライトが座席に括り付けてあるのもあって、別々のコンサートの映像を切り貼りしたのかなぁ?このペンライト括り付け、一瞬しか映らなくてもう一度確認しようとして忘れて出てきてしまった。そっか、ペンライトのコントロールのチェックに一度座席に置いて光らせてみないといけないのか?!だとしたらめちゃくちゃ大変では??と思ったんだよね。真相を知りたい。

写真は過去の潤様の大量のメモ画像。壁一面にアートっぽく撮ったのを壁紙にしてるので、ピントが外れてて読めないものがほとんどだけど、手書きできっちりセトリや照明がどうだとか、ここでJr.の成長見せたい、子供が成長する?みたいなメモがあってすごく面白かった。

現物の構成検討の時のメモも一部貼ってあって、光剛山とはなんぞ??ってなった。リハやりながらメモを取るので、いわゆるコンサートレポのメモ厨的な手元見ないで書くやつなんです。なので時も汚い(^^;; でもすごく興味深い。コンサート2つ分のメモしかなかったんだけど、なんとハウズのセトリ検討資料があって感激した!私が初めてみたコンサートだから。ダンスメドレーで15th moonがメドレーの途中に最初あって、横線で消されていて、メドレー最後に持ってきてあった。6/24のメモ。あれ、めちゃくちゃかっこいいから途中に雑に入らなくてよかったよーっ!グッジョブです!

よく見ると裏面にもメモが書かれてて仕事っぷりを垣間見れて感激。ちなみに6/1桁日のメモも並べてあって、そこのセトリはまた別だったのでそうやってどんどん洗練されていくのねーと。

あとさりげなくメモの最後に

田組

Jr. Boys

と書かれてたのがツボった!!

これはJr.担のみなさんに発信したい!

確かこれが終わると、最後の映像コーナー。

並べと言われなくても並ぶんだなとわかるようなデザインで秀逸。コーナーの入口も出口も見えて、つまり展示会場の出口も見える。待機スペース兼、出口のある場所ということ。映像コーナーの逆サイドの壁には巨大なあらしの写真、出口の上にはそれぞれのサインとひとこと。多分現物なんじゃないかな?上すぎてわかんなかったけど。パネルが貼られた壁で出口上のパネル5枚を使ってる。

翔さんが英語でタイトルのとおり。We've traveled ・・・all the way忘れたー!が素敵だなって思ったの。他の4人はありがとうとか、うちに帰るまでがエキシビションだよ、とか。

映像は5×20の特典のさらに短縮版のコンサート映像をつないだもの。途中江田くんが映ったりしてね。

少ししんみりとして展示会終了!

グッズはレジでものも見ずにオーダーではなく、普通にミュージアムショップのよう。自由に見て選んで手にとって、ボトルはサンプルも手に取れるし、やっぱやーめた!って返したりもできるし、こんなストレスも焦りもなくグッズ買えるのなんて、ジャニーズでは初めてです。

ついつい予定外のものまで買いすぎてしまった。

忙しくて仕事の質が落ちる、とニノが雑誌で言ってたのは何年前だっけ?今は同じく忙しいと思うけど、質の良い仕事をしてくれてるなっていうのがよくわかる。ラストスパート、期待してるから楽しく駆け抜けてね!そしてそれを見せてね!