偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

Blank 3回め

ようやくストーリーに集中出来るようになり、面白いと思えるようになりました!

この題材、やりたいって思う人他にもいるだろうなって。10年の空白+前の数年の話があるからかなりのボリュームなのは間違い無く、そのためぶつ切り感が否めない今作だけど、色んな切り取り方で面白い舞台がたくさん作れそうな気がします。

今回この作品では塩の道をメインにしつつも、多分裏にあるテーマは門左にどんな出会いがあって戯作者になったかを解明するというものだと思う。だからこそぶつ切りでも入れたいエピソードがあったり、語り役を入れたのだと。

江田くんの台詞回しはまだまだ不安なところがあるし、表情の付け方を見ても2人のレベルには達していない。でも友人が言ってたけど、向かい合わずに客席に向かって会話をするという演劇的方法は難しいらしい。話す相手と向かわずに会話してかつ自然な表情を作るのはたしかに難しい要求だなと思う。

多分本人は資料映像を見てるだろうし、見てれば自分と文ちゃんや内藤くんの表情の表現の相違に気付いてると思う。それだけでもいい経験になってるんだろうなと思う。

だからもっともっと場数踏んで、役者として頑張って欲しいなぁ。

スペイン翻訳劇の最後の表情はとっても良かったから。舞台の上ではあれくらいやってもいいんだと思うの。

大阪に行くか…今のところ行かないつもりだけど、多分もっと進化した江田くんを見れるのだとは思うんだ。できる!