偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

やる選択とやらない選択

どういう風に書こうか考えました。

ここはエンタメのブログなので、やっぱりエンタメのことを書きたい。

そうでないことは他の場所で呟いたり書いたりしてるから。

週末、私はいくつかのエンタメが控えてました。

そして土曜日の分は全て中止になり、日曜日の分は開催した。

それについてちょっと議論になっているのを見かけたのですが、私はどっちも支持してます。

どちらもそれぞれの思いで決めたことなので。

その思いを私はどちらも正しいと思ったので。

日曜日、風ぽん主演映画、前橋ビジュアル系舞台挨拶に行ってきました。

全員が最初に地震のことに触れました。

私が印象に残ったのは、風ぽんが最後に言った言葉。

自分達の仕事はお腹を満たすことも体を温めることもできないけど、映画を見て元気になってくれたらと思っていますと。

正直よく聞く台詞だし、多分この週末に舞台に立った人がいたら全員同じ気持ちで立っていたと思う。

励ましになれば、という気持ち。

こんな時だから元気づけたいという気持ち。

ありきたりな言葉だけど、でもそれを言ってくれたことが嬉しかったし行ってよかったと思いました。

そして実際元気づけられました。

それから加藤くんが言った言葉。

地震の時1人でいた。今日みんなに会えてホッとしました。」

私も会社で地震にあって、それから何時間もかかって家について。

そこから1人で余震やTVの恐ろしい映像、携帯電話からのエリアメールに怯えて過ごしました。

けど、開催するってわかって友達と待ち合わせして。

会えたときにホッとした。

ホッとして、地震のことも沢山話したけど、いつものくだらない話もいっぱいできて。

被災地で「気が晴れる」ことなんて今は全然考えられない人達も沢山います。

だけど、気を晴らすことが出来る人は気を晴らせばいい。

後ろめたいことなんてないと思います。

気が晴れたら被災地の方のために何かができます。

救助を求める方の元へ救助がありますように。

行方不明の方たちが見つかりますように。

悲しみに暮れている方たちに笑える日が来ますように。