見てきました♪
見どころはラチくん。そして化け猫ちゃん!
よしつねさま・・・と言いたいところだけど、この2人が素晴らしくよかったので、ゴメン。
ラチくんは、陰陽師3兄弟の末っ子。
このキャラがホントかわいくって健気でたまらんのです。
なんつーか、応援欲?を誘うんだよなーーラチくんって。
悪鬼になった時の演技も好き。
怖い感じの声を被せてるんだけど、地声の方を聞こうと必死でしたから!
歌も、コントロールしてるのかな?って感じで、ソロの時とユニゾンの時と変えていたように思う。
そして化け猫ちゃん☆
いやーーーー。ホントかわいかったなーーーー
そして何げにソロがあったりして、その曲もよかった。
人間になりたい猫の歌。
さすが相方が作ってるだけあって、すごく合っていた。
それと、紫吹さんにすごいな~って。
宝塚は今のところ見たことがないので、ヅカ出身女優さんの演技とか歌を聴いたことがあってもいわゆる男役やってるのって初めて見たんだけども。
両性具有の役柄なので、低い男の声色と高い女の声色を、ひと続きの台詞の中で何度も変えるのです。
それがすっごいセクシーでおお!って思いました。
宝塚にいたころから妖怪っぽいとか言われてたらしいけど、めちゃくちゃハマってたな~。
それにしてもお顔が小ちゃくて多分素顔は、カワイイ感じのビジュアルなんだろうなぁ。
それが色気タップリに迫力の演技でした。
で。
ストーリー的にはね、微妙。
わたし、カーテンコールになるまで誰が主役かわかんなかった。。。
群像劇でもないのにそんな印象だったので、なんつーか散漫?
歴史が変わってからの顛末もシルエットにて、紫吹さんのナレーションで片付いちゃうし。
そこまで省略するならもっと思い切って3兄弟に焦点当ててよかったんじゃ?って思います。
生き返らせすぎだしね。。。
成功率の最も低い禁じ手のわりに2回連続でうまくいっちゃうってどうよ?
個人的に人が死ぬ話もイヤだけど、生き返ってめでたしめでたしはもっと嫌い。
「生き返る」設定にするとどうしても死ぬことが軽く扱われるからいやなんだよね・・・。
そして殺陣も微妙だったなー。
時代物でしかも政治物なんだから殺陣はけっこう重要だと思うんだけど、半分ダンスみたいな感じにしたせいなのかなんなのか、迫力がなくって残念。
この前見た別の舞台の方がよっぽどよかったよ。
効果音なんてない舞台だったけど。
式神の4人の、ダンスで見せる戦いはよかった。
あれは殺陣ではないしね。
バレエのダンスだけで人ならぬものが戦ってるのを表現してるんだけど、人は殺陣、式神はダンスっていうのがとってもよいなぁと思いました。
それにしてもらち&ごーの2人、共演頻度が高すぎるよーーー
じゃあ一緒に出ようよとでも申し合わせてんのか??