偏食観劇屋

色々見たい、偏ったエンタメファン

モダンスイマーズ

初見です。

タイトルは楽園。

子供のいじめをテーマにした作品でした。

完全に大人の恰好の(それぞれの職業の制服など着てる)役者が子供時代の役を演じていて。

当時はチビと呼ばれていた子も大きくなってプロレスラーになっている。

そのプロレスラーの恰好で子供時代を演じるっていう。

それが面白いし、子供特有のしょうもない遊びやくだらなさ、潔癖さが懐かしくて笑える。

んだけど、笑っているうちに遊びがエスカレートしてきて、ふと笑えなくなる瞬間が来る。

それが遊びといじめの境なのか、そもそも最初から(やられてる方にとっては)いじめなのか、単に行き過ぎた遊びなのかわからなくなる。

笑っていた自分がちょっと怖くなる。

そういうお芝居でした。

姫島が好きなはずの篠井を怪我させてしまう、送って行こうか?と言った姫島の表情に泣いてしまった。

そういうことって大人になってもあるよね。