初主演舞台が終わった。
初主演と言ってもメンバーは12人もいたんだけど。それでも名前がトップに出ての出演だったことは間違いなく。
こういうもの、という過去の記憶があったから厳しい目で見てしまったと思う。
正直歌の部分はえ?ホントにやるの?というくらいには心配だった。
で、結局歌は歌えるストンズの子、すのは得意のダンスとアクロバットでアピールだった。
今回の改変(改悪といってもいいかもしれない)はある意味不幸ではあったけど、個々の役の上でのキャラクターが全く見えてこない脚本だっただけに中の人の個性はちょっとだけど見せられたのかなと。
ただそれは内輪ウケでもあったので、完全に外を向いていた武道たちと比べると、やっぱり心配の種だった。
(阿部くんなんかは役の設定とうまく合わせてキャラを作ってたんじゃないかな~と思う)
ただそんな心配をよそに、ファンじゃない人のウケも決して悪くはなく(いまいちと受け取った人もいた)、ダンスやアクロバットなんかは客席を掴んだようで、今得意としてるものだけでもまだファンを増やせるんだ、という自信にはなった。でしょ?多分。
そういうのを私も素直に喜んだり賞賛すればよかったな~とぼんやり思った。
他のグループと同じ道を行く必要はないと常々思ってる割に、比較して足りなさばかり目についてしまって。
もうちょっと、Jr.ウォッチャーではなくすのファンとして見れたらよかったなとちょっぴりだけ後悔。
それでも。
次に主演する時は、弱いところも努力して総合力で見せてほしいな。
アイドルでやってくってやっぱり総合力だと思うから。
どれか一つ突出してればいいっていうのは、アイドルの場合「顔」しかない。んじゃない?
それはもう本人が頑張ってもしょうがないことで(努力で魅せる顔は当てはまらないと思う)、少なくてもすのちゃんたちは全員総合力で勝負するしかない子たちなのです。
とりあえず、ベストテイクとは言えあれだけ声量があって歌えるんだから生歌披露の場をもっと作りましょ。
特にお芝居の中での歌は生じゃないと気持ちもエネルギーも途切れてしまうということが今回イヤというほどわかったので、そこは拘っていただきたいなと思います。